BriseAudio(ブリスオーディオ)は、ハイエンドポータブルアンプ「TSURANAGI-V2
(PA002-S)」を発売する。市場想定価格¥400,000前後(税込)で、4月19日正午より受注を開始、日本国内の初回出荷は6月中旬を予定している。

画像1: ブリスオーディオが、ハイエンドポータブルアンプ「TSURANAGI-V2」を発売。海外でも人気の「TSURANAGI」で得られたフィードバックを元に改良を加えた

 ハイエンドポータブルアンプとして日本国内だけでなく海外でも人気の「TSURANAGI」で得られたフィードバックを元に改良したVersion2モデルだ。主な変更点は「ゲインを6dB低下」と「ボリュームカーブ変更」と「レーザー刻印へ変更」の3つで、その詳細は以下の通り。

1)ゲインを6dB低下
 ゲインを10.5dBから4.5dBに下げたことによって、ノイズを45%低減した。ゲインが下がると音圧を確保しづらくはなるが、現代のプレーヤーは高出力なため充分だと判断したそうだ。

2)ボリュームカーブ変更
 従来は小音量域では早く上がるカーブだったが、高感度なイヤホンでは調整がしづらいことがあり、直線的なカーブに変更。最小音量と最大音量の変更はない。

3)レーザー刻印へ変更
 従来のケースの印字は削れてしまうことがあったが、TSURANAGI-V2ではレーザー刻印とし、大幅に耐久性が向上している。印字のデザインも変更し、よりシンプルになっている。

画像2: ブリスオーディオが、ハイエンドポータブルアンプ「TSURANAGI-V2」を発売。海外でも人気の「TSURANAGI」で得られたフィードバックを元に改良を加えた

 その他の主な特長は以下の通り。

●アナログ入力/アナログ出力のポータブルアンプ(イヤホン、ヘッドホン共用)
●バランス入出力対応。アンバランスの入力信号に対してもバランスで出力
●Pentaconn 4.4mm端子搭載
●バランス/アンバランス入力(5極4.4mm+3極3.5mm)、バランス出力(5極4.4mm+4極2.5mm)
●高音質電子ボリュウムIC MUSES72320搭載
●低ノイズ差動ラインレシーバによる高い入力インピーダンス&高コモンモードノイズ除去
●低ノイズ全差動オペアンプによるアンバランス-バランス変換
●低歪な電流帰還アンプでヘッドホンを駆動
●両電源及びDCサーボ搭載による入出力カップリングコンデンサの排除
●USB Type-Cから充電
●連続再生可能時間8h程度(使用環境によって変化します)

 なお旧モデルのTSURANAGIをお持ちの方は、バージョンアップも可能だ。外装をフル交換、基板上の必要パーツを交換、バッテリーの新品交換、ファームウェアのバージョンアップを行うもので、価格は¥100,000(税込)。

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