ラックスマンは、フランス FOCAL(フォーカル)のスピーカーシステムのエントリーライン新シリーズとして、THEVA(テイバ)シリーズを2月に発売する。本社工場ですべてが生産される “フランスメイド” のラインナップで、型番と価格は以下の通り。本体カラーは、ブラック、ダークオーク、ライトオークの3色展開だ。

●3ウェイ4スピーカー:Theva N゜2 ¥242,000(税込・ペア)
●2ウェイ2スピーカー:Theva N゜1 ¥121,000(税込・ペア)
●2ウェイ3スピーカー:Theva Center ¥77,000(税込・1台)
●専用スタンド:
 Theva & Vestia N゜1 Stand ¥44,000(税込・ペア)
 Theva & Vestia CenterStand ¥22,000(税込・1台)

 中低域には、カーボンファイバーにサーモプラスチックポリマーを含侵成形した複合材による高性能振動板 “スレートファイバー・コーン” を搭載。軽さや強度、ダンピングなどにおける理想的な特性により、力強く歪感の少ない豊かなサウンドを実現した。なお、Theva N゜2には新開発された130mmウーファーが搭載されている。

 高域には軽く剛性の高いアルミニウムとダンピングに優れるマグネシウムの特徴を併せ持つAl/Mg合金によるインバーテッドドーム型のTNF(Tweeter Neodynium Formfor Poron Surround)トゥイーターを採用。なめらかで繊細な表現力を獲得している。

 別売の専用ベースやスタンドに装着することで、リスナーにフォーカスしたリアルな音場空間を再現可能という。

 設置方法にも配慮されており、Theva N゜2は付属ベースの装着で、Theva N゜1とCenterは別売スタンド(VESTIAシリーズと共通)の装着により後方に傾斜し、底面の安定性を増大するとともに、タイムアライメントを整えて理想的なリスニング体制を実現できる。付属スパイクを組み合わせれば、床からの振動も低減可能だ(Theva N゜2のみ。N゜1とCenterはスタンドに付属)。

「Theva N゜2」の主なスペック

画像: 「Theva N゜2」

「Theva N゜2」

●型式:3ウェイ4スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mm Al/Mgインバーテッド・ドーム型TNFトゥイーター、130mmスレートファイバー・ミッドレンジ、130mmスレートファイバー・ウーファー×2
●再生周波数特性:53Hz〜28kHz(±3dB)
●定格インピーダンス:8Ω(最小インピーダンス2.9Ω)
●クロスオーバー周波数:280Hz、2.9kHz
●寸法/質量:W191×H931×D352mm/17kg

「Theva N゜1」の主なスペック

画像: 「Theva N゜1」

「Theva N゜1」

●型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mm Al/Mgインバーテッド・ドーム型TNFトゥイーター、165mmスレートファイバー・ウーファー
●再生周波数特性:58Hz〜28kHz(±3dB)
●定格インピーダンス:8Ω(最小インピーダンス4.6Ω)
●クロスオーバー周波数:3kHz
●寸法/質量:W212×H392×D260mm/7kg

「Theva Center」の主なスペック

画像: 「Theva Center」(スタンド別売)

「Theva Center」(スタンド別売)

●型式:2ウェイ3スピーカー、密閉型
●使用ユニット:25mm Al/Mgインバーテッド・ドーム型TNFトゥイーター、165mmスレートファイバー・ウーファー×2
●再生周波数特性:59Hz〜28kHz(±3dB)
●定格インピーダンス:8Ω(最小インピーダンス3Ω)
●クロスオーバー周波数:2.1kHz
●寸法/質量:W530×H212×D260mm/10kg

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