オーディオテクニカは、希少な木材「黒柿」をまとったヘッドホン「ATH-AWKG」(市場想定価格¥605,000、税込、受注生産)を発売する。12月8日から先行販売を開始予定。

 同社は去る10月に、新たなハイエンドオーディオシステムとなる「鳴神(NARUKAMI)」を発表した(デリバリーは2024年夏を予定)。この鳴神(NARUKAMI)は、ヘッドホンアンプ「HPA-KG NARU」とヘッドホン「AW-KG NARU」のセットで、それぞれが最適な組み合わせになるようなチューニングが行われていた。

 今回のATH-AWKGはAW-KG NARUをベースにした単品モデルで、より多くの方に黒柿を採用した製品の音を体験してもらうため、一部の仕様を変更している。

画像: 希少な木材「黒柿」をまとったヘッドホン「ATH-AWKG」を、オーディオテクニカが発売。夢のハイエンドシステム「鳴神(NARUKAMI)」用ヘッドホンをベースにした単品モデル

 その主な特長は以下の通り。

●手作業で塗装した黒柿のハウジングと優れた音響特性により、クリアーで鮮明な音色を提供
●高磁束密度のドイツ製パーメンジュール磁気回路を採用した53mmドライバー
●軽量ながら耐久性のあるチタニウムフランジで、オーデイオ信号に対し振動板が正確に反応
●高純度の6N-OFCボビン巻きボイスコイルで、すべての周波数帯域で理想的な信号伝送により、音の輪郭まで細やかに表現
●オーディオテクニカ独自のD.A.D.S.構造で、伸びやかな低音を再現
●絡まりを防止できる、高級感ある布製ケーブル(3.0m着脱式ケーブルが2本付属。6.3mm金メッキステレオ標準プラグ、XLR-M 4ピンコネクター)
●軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金アームで装着感を高め、音漏れを軽減し密閉性を向上
●しなやかな肌触りを提供する高耐久性のシープスキン(羊革)イヤーパッドとヘッドバンドで、長時間使用でも快適
●オーディオテクニカの日本国内工場にて、職人の手作業によるていねいな組み立てや厳しい検査・品質基準をクリアーして生産
●黒柿木で装飾された木製収納ケース付属

 なおATH-AWKGは貴重な黒柿を使用しているため受注生産で、今回は年内生産分に限り先行販売が行なわれる。以降の受注生産の受付開始日などの詳細については改めて告知されるとのことだ。

 さらにATH-AWKGの音を確認したいという方に向けて、12月9日(土)〜10日(日)に秋葉原で開催される「ポタフェス2023冬」の同社ブース(2F-21)に試聴コーナーも設置予定だ。興味のある方はぜひ会場に足を運んでいただきたい。

ポタフェス2023冬秋葉原
●開催日時:2023年12月9日(土)〜10日(日)11:00〜18:00(最終入場17:30予定)
●入場料:無料
●会場:ベルサール秋葉原B1F、1F、2F 東京都千代田区外神田3-12-8住友不動産秋葉原ビル

「ATH-AWKG」の主なスペック

●型式:密閉ダイナミック型
●使用ドライバー:53mm
●出力音圧レベル:102dB/W/m
●再生周波数帯域:5Hz〜45kHz
●インピーダンス:48Ω
●入力端子:A2DCコネクター
●質量(コード除く):約380g
●付属品:コード(3.0m、6.3mm金メッキステレオ標準プラグ)、バランスケーブル(3.0m、XLR-M4ピンコネクター)

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