画像1: 【Inter BEE 2023リポート】vol.6 ソニー/クープ/コルグ/TBSラジオ(DTS)

▲【ソニー/Hall 6】
ソニーブースで要注目なのが、バーチャルスタジオを(比較的)手軽に構築できる「Crystal LED VERONA」だろう。会場ではCrystal LED VERONAを窓枠の後ろに仕込んだセットを使い、バーチャルスタジオで撮影したらどんな映像が撮れるかを実際にデモしていた。表面には独自の低反射コーティングが施されている

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画像3: 【Inter BEE 2023リポート】vol.6 ソニー/クープ/コルグ/TBSラジオ(DTS)

▲Crystal LED VERONAは従来のシリーズに比べて薄型化を実現しているのもポイントだ。これにより移動や組み立てが簡単になり、イベント会場などでの設営も可能になっている。ひとつのブロック(写真下)の画素数は320×320で、これを組み合わせて必要な解像度を得る仕組みだ。LEDパネルのコントローラーは他社製にも対応し、現場での操作もしやすくなっている

画像4: 【Inter BEE 2023リポート】vol.6 ソニー/クープ/コルグ/TBSラジオ(DTS)
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▲【クープ/Hall 5】
クープ(キュー・テックとポニーキャニオンエンタープライズが合併した映像ポストプロダクション)では、4K/120p/HDRの評価用映像をデモ、4K/60p/HDRとの比較でどんな違いがあるかを紹介していた。デモに使われていたディスプレイはソニー・ブラビアの「A95K」シリーズで、クープ制作による子供の映像やCGを鮮やかに描き出していた。担当者によると60pと120pでは、動きのなめらかさだけでなく、静止した際の被写界深度の再現性にも違いがあるとかで、この点も今後検証していきたいと話してくれた。

画像6: 【Inter BEE 2023リポート】vol.6 ソニー/クープ/コルグ/TBSラジオ(DTS)
画像7: 【Inter BEE 2023リポート】vol.6 ソニー/クープ/コルグ/TBSラジオ(DTS)

▲【コルグ/Hall 4】
コルグは、同社が推進している高音質プラットフォーム「Live Extreme」の体験ブースを設置。先日発表されたVE MODEとの提携によるVR360° 3D立体映像&ハイレゾ配信が体験できるようになっていた。メタクエストを使ってASKAさんの「TOKYO SYMPHONIC WAVE 2022」を再生してもらったが、まさにステージ最前列からアーティストの姿を見て、声を聞いているかのような体験ができた。

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▲【TBSラジオ(DTS)/Hall 1】
TBSラジオのブースでは、DTSがグローバルで提供している車載用メディアデータ配信プラットフォーム「DTS AutoStage」の疑似体験が可能だ。DTS AutoStageはラジオ、ポッドキャストなど車の中で楽しめる様々なコンテンツをシームレスに再生できるもので、日本国内ではメルセデスへの採用が決定しているそうだ。コネクテッドカーを対象にしたもので、FMラジオを聞いている場合にradiko.jpから番組情報(出演者や曲名など)を自動的に取得して画面に表示したり、操縦者の顔を識別して気分に合わせた楽曲を選んで再生してくれたりといった機能も備えている。自動運転が普及していくであろうこれからの時代、ぜひ注目したいサービスだ。

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