別冊『真空管アンプ クラフト主義』筆者陣のプロフィールをお届けします

吉田伊織氏は1980年から5年ほど映画館の映写室で勤務。映写技師の国家資格は既になく「映写係」が正式職名だったとのことですが、『管球王国』81号からの連載『映写技師の想い出』では真空管と映画館の装置との関わりを実体験を踏まえてひもとかれました。上の写真が当時のスナップです。

上の真空管は、吉田氏が自作アンプで使った出力管WE339Aです。300Bと同じフィラメント規格を持つ直熱5極管を、変換ソケットを装着して3極管接続で使用。オーディオと向き合う柔軟な創意を、製品試聴取材でも存分に発揮されています。

吉田伊織(よしだ いおり)
1952年、北海道・札幌市生まれ。10歳の頃から電気工作に熱中し始め自作ラジオで深夜放送を聴き、ポップス、ラテン、ジャズ、映画音楽に魅せられた。高校卒業後に各種の就業を経験。居心地がよかったのが産業用変圧器や電動機などの修理業、また、映画館やポストプロダクション(録音スタジオ)の映写室勤務だった。映画館ではアナログ式のドルビーステレオ用パッシヴ型デコーダーを自作。光ファイバーを使ったサウンドトラックのピックアップは画期的で、興行館で好評を得た。オーディオでは、ジャズ喫茶通いや、自作派名人、ウェスタン・エレクトリック系の大家との交流を通じ、管球式、半導体式のアンプ製作に勤しんだ。パーツや実装手法による音質差の研究が現在の仕事に生きている。

別冊『真空管アンプ クラフト主義』で、吉田氏は現行製品キットアンプの回路と内部コンストラクションの解説を執筆。グリッドリーク抵抗とカソード抵抗の配線への注目など、自作派にとって示唆に富む内容です。

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