TOP WING Cybersound Group(ifi audio)
![画像1: TOP WING Cybersound Group(ifi audio)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2023/10/29/be0498d8430c325ebf5d29d5cd8be5a7aa5a87cc.jpg)
![画像2: TOP WING Cybersound Group(ifi audio)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2023/10/29/00498593f5eec2ec2b65b41bd9601fae593a6d80.jpg)
TOP WING Cybersound Groupでは、iFi audioの静電型対応ヘッドホンアンプ/プリアンプ「iCAN Phantom」(参考出品)が大きな注目を集めていた。
iCAN Phantomは本体上部がシルバー仕上げ、下部がブラック仕上げのユニークなデザインを持ち、本体上部には入力切り替えやボリュウムノブが、下部には各種入出力端子が備えられている。さらに本体正面下側にはカードスロットがあり、ここに付属のカードを取り付けることで静電型ヘッドホンの電圧を230Vから640Vまで切替え可能という。
入出力端子はすべてアナログで、本体背面にはXLR入力1系統、RCA入力3系統、出力はXLRとRCAを各1系統備える。ヘッドホン出力は3ピンXLRバランス(6.35mmアンバランスと兼用)と4ピンXLR、4.4mmバランス出力、3.5mmアナランス出力などを搭載している。
![画像3: TOP WING Cybersound Group(ifi audio)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2023/10/29/d6b1080b370f8a84ee7588717c21963235a4301a.jpg)
同じくifi AudioのBluetooth対応DAC内蔵ヘッドホンアンプ「NEO iDSD2」(¥154,000、税込、予価)は、「NEO iDSD」の後継機だ。最大PCM768kHz/32ビットのリニアPCMやDSD512、MQAフルデコードにも対応する。BluetoothのコーデックはaptX Losslessにも搭載する。
接続端子はUSB Type-Bや光/同軸のデジタル入力、3.5mmアナログ入力を搭載。出力はXLR/RCAのアナログ端子と、4.4mmバランス/6.3mmアンバランスのヘッドホン端子を備えている。
ZMF headphones
![画像1: ZMF headphones](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2023/10/29/9d1574ed0dbf9840756002556c3953e34f4a34d3.jpg)
![画像2: ZMF headphones](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2023/10/29/009f6335ec26ab044bb895866dff52e09abd98e4.jpg)
ブライトーンブースには、ZMF headphonesのバリエーションが多数並んでおり、希望する製品の試聴が可能になっていた。同社製品は木材を使ったエンクロージャーが特長で、常時在庫している木材を使ったスタンダード仕様と、季節ごとに少量を在庫している木材を使ったリミテッド仕様がラインナップされている。
今回はオープン型ヘッドホン「Aeolus」のPurple-ishモデルがメインに展示されていたが、リミテッド仕様はAeolus以外にも「Atrium(Closed)」「Caldera」「Verite(Closed)」などで対応可能で、Green-ish、Blue-ish、Surprise-me仕上げも並んでいた。
LUXMAN/FOCAL
![画像1: LUXMAN/FOCAL](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2023/10/29/61ab25d55446c21bcadb6b7f9fdf8d14a90c2b06.jpg)
![画像2: LUXMAN/FOCAL](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2023/10/29/a9b5daef7738d1601061c5cc7063dcdc51ef69b0.jpg)
ラックスマンのブースでは、フランス、フォーカルの「UTOPIA SG」(¥660,000、税込)が試聴の一番人気だそうだ。40mmピュアベリリウム・ドーム型振動板を搭載したフォーカルのフラッグシップヘッドホンで、オープンバック型エンクロージャーも特長だ。
今回はラックスマンのヘッドホンアンプ「P-750U MARK II」(¥385,000、税込)や、ネットワークトランスポート「NT-07」(¥594,000、税込)と組み合わせてストリーミングコンテンツの試聴も可能になっていた。
YAMAHA
![画像1: YAMAHA](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2023/10/29/1027729105753d7c83d5bc0537e46618e621faf9.jpg)
![画像2: YAMAHA](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2023/10/29/04e6bb069accea8fd6d04a40c0694d4388d71a3e.jpg)
ヤマハスーブには、11月30日に発売される同社初のヘッドホンアンプ「HA-L7A」(¥440,000、税込)が展示されていた。HA-L7Aはヘッドホン祭では度々参考出品されており、今回ようやくそのサウンドを試聴できるということで、こちらも大人気となっていた。
特徴的な本体の背面下部にUSB Type-Bや光/同軸デジタルとアナログ入力(RCA)を装備。アナログ出力2系統(XLR、RCA)と4ピンXLR/4.4mmバランスヘッドホン出力や6.3mmヘッドホン出力も搭載する。
USB DACとしては、最大で384kHz/32ビットのリニアPCMと、DSD 11.2MHzが再生できるほか、入力信号(デジタル/アナログとも)に対してシネマDSP技術を応用したヤマハ独自のSOUND FIELDモードをかけあわせて再生できるのもポイント(映画用やミュージックビデオ用など6モードを準備)。
今回のヘッドホン祭の会場でも、「こんな風に楽曲を楽しめるのは新しいし、楽しい体験です」と話している来場者も見受けられ、ハイファイ再生とは異なる新しいヘッドホンリグニングの提案として注目したい。