パナソニックから、テクニクスブランドのダイレクトドライブターンテーブルの新製品「SL-1200GR2」が、10月下旬に発売される。価格は¥250,000(税込)で、シルバーとブラックの2色をラインナップする。

 SL-1200GR2は、テクニクスブランドの中では、グランドクラスに属するモデルで、同ブランドが1970年、世界に先駆けて発売したダイレクトドライブ方式(型番:SP-10)を継承し、そこに21世紀の最新の技術を組み合わせ、回転の精度を極限まで高めているのが特徴となる。

 そのSP-10以後、1975年には高精度クロックの回転制御技術であるクォーツ・ロックを導入した「SP-10MK2」を発売。それから少し時間が空くが、2016年には世界中のレコードリスナーからの要望に応え、新開発したコアレス・ダイレクトドライブ・モーターを搭載した「SL-1200G」を発売するなど、テクニクスでは半世紀以上に渡り常にその時の最新技術を搭載したモデルを生み出してきた。

 さて、今回発表のSL-1200GR2は、その系譜に倣いながら、テクニクスのフルデジタルアンプ開発で培ってきたノウハウに着目した新モーター駆動技術「ΔΣ-Drive」を開発して搭載。ワウ・フラッターやS/Nでは測定できないほどの、モーターのわずかな回転ムラや微振動の低減に成功したという。さらに、これまで同ブランドが培ってきた低ノイズ電源技術を組み合わせ、より一層の高音質化を実現した、と謳っている。

SL-1200GR2の主な特長
●新モーター駆動技術「ΔΣ-Drive」を搭載
 独自のデジタルアンプ技術のノウハウを活かし、新モーター駆動技術「ΔΣ-Drive」を開発して搭載。モーター回転時のわずかな回転ムラや微振動を低減し、安定した回転を実現させている。

●ローノイズスイッチング電源とノイズ除去回路を組み合わせた「Multi-Stage Silent Power Supply」を採用

●上位モデルを踏襲した高品位なデザインと環境に配慮した緩衝材

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