デンマークのオーディオブランドDALIは、今年創立40周年を迎えており、その節目に新製品となる「EPIKORE 11」を発表した。受注生産で、価格はペア700~800万円前後を想定しているという(販売はペアのみ)。

画像1: DALI、創立40周年の節目に、ハイエンド・スピーカーシステム「EPIKORE 11」を発表。受注生産で、ペア700万円前後に!

 さて、そのEPIKORE 11は特段、周年記念モデルを意識して開発されたというわけではないそうだが、これまでの40年を踏まえて持てるノウハウを投入しつつ、これからの40年を見据えての設計・製作が行なわれているモデルになるという。

 もちろん、昨年発表された同社のフラッグシップである「KORE」の開発で得られた新技術(KOREテクノロジー)を受け継ぎ、近年世界的にリニューアルの続くハイエンドスピーカー群と肩を並べる性能・ラグジュアリーさを兼ね備えた内容・仕様にまとめられている。つまりDALIのラインナップの中では空白地帯となっていた、KORE(1650万円・ペア)とEPICON8(220万円・ペア)の間をつなぐクラスの製品になる、ということだ。

画像2: DALI、創立40周年の節目に、ハイエンド・スピーカーシステム「EPIKORE 11」を発表。受注生産で、ペア700万円前後に!
画像3: DALI、創立40周年の節目に、ハイエンド・スピーカーシステム「EPIKORE 11」を発表。受注生産で、ペア700万円前後に!

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 その開発には――
・KOREとEPICON8のギャップを埋めるモデル
・KOREテクノロジーを搭載したハイエンドモデル
・KOREよりスリム
・EPICON8を上回るパフォーマンス
・このクラスをリードするサウンドパフォーマンス
――を掲げて行なわれたそうで、EPIKORE 11では、さらなる低歪の実現を目指し、新世代(KORE同等の第2世代品)のSMC(ソフト・マグネティック・コンパウンド)テクノロジーを搭載し、4 1/2ウェイのトールボーイ型にまとめられている。搭載ドライバーは、ハイブリッド・トゥイーター、6 1/2インチミッド、8インチウーファー×4という構成となる。

 ちなみにトゥイーターについては、ドーム型とリボン型を組み合わせた「EVO-K ハイブリッド・トゥイーター」となり、それぞれを再設計して搭載しているそうで、歪のさらなる低減などの性能向上が図られているということだ(パーツとしてはKORE同等とか)。

 なお従来モデルではドーム型トゥイーターとリボントゥイーター間にクロスオーバーネットワークは使われていなかったが、今回はここにもネットワークが追加されたそうだ。開発陣によるとその方が音が良かったので採用したとかで、このあたりにもダリ技術者の柔軟な発想が見て取れる。

 エンクロージャーは、部位に合わせて厚みの異なるMDFを用い、軽量化も達成。1本あたり76kgほどに抑えられており、一人での移動(無理のない範囲で)も行なえるようになっている。仕上げは、「グロスブラック」「グロスマルーン」「グロスウォールナット」の3色をラインナップする。

 その他、スパイクは本体底面部分よりも外側に出っ張るアウトリガー式ベースに取り付ける新開発システムとなったほか、スピーカー端子は新設計の削り出しパーツを用い、金メッキを施して、縦並びのバイワイヤー式となる。

EPIKORE11の主な仕様
構成:4 1/2ウェイ
搭載ドライバー:35mmソフトドームトゥイーター+リボントゥイーター、6 1/2インチ ウッドファイバーコーン、8インチ ウッドファイバーコーン×4
周波数レンジ:29Hz~34kHz+-3dB
感度:89dB(1m / 2.83V)
公称インピーダンス:4Ω
クロスオーバー周波数:170 / 370 / 3,100 / 12,500Hz
推奨アンプ:40~1,000W
スピーカー端子:バイワイヤー
エンクロージャー:バスレフ方式
バスレフ周波数:24Hz
壁からの推奨距離:35~120cm
寸法:H1602×W422×D554mm ※スパイク含まず
質量:75.6kg
付属品:スパイク、ショートケーブル、グリル、クロス
仕上げ:グロスブラック、グロスマルーン、グロスウォールナット

画像: ダリのセールス・エリア・マネージャーのThomas Kundsen氏が来日。製品の魅力について語ってくれた

ダリのセールス・エリア・マネージャーのThomas Kundsen氏が来日。製品の魅力について語ってくれた

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