「ステレオサウンド・レコメンディッド・ソフト」コラムでは、ステレオサウンドが発売している数多くの音楽ソフトの中から、ぜひ皆さんにお聴きいただきたいソフトを、順次紹介していきます。

 今回ご紹介するのは、1988年にリリースされたフェアーグラウンド・アトラクションのアルバムのSACD/CDハイブリッド盤です。1959年スコットランド・グラスゴー出身のエディ・リーダーを中心に結成されたフェアーグラウンド・アトラクションの音楽は、シンセサイザーやリヴァーブが過剰に施されたドラムの音が隆盛を極めていた80年代後半、音楽リスナーの耳に新鮮な響きとして受け入れられました。

 エディ・リーダーの魅力的な歌声のほか、4人のメンバーが繰り出すバンド・サウンドで中核をなすのはサイモン・エドワーズが奏でるギタロンと呼ばれるアコースティック・ベース。大半の曲を作っていたのはギタリストのマーク・E・ネヴィンで、彼の弾くギターがいわゆるフォーク・ミュージックとは毛色の異なる、スコットランドに根ざした響きを湛えているのも特徴となっています。重心の低いサウンド・バランスはオーディオファンの間でも評判となり、世界中のオーディオショウで流されていたことが思い出されます。ぜひ皆さまのオーディオ・システムでお楽しみください。

『フェアーグラウンド・アトラクション「ファースト・キッス」 (SACDハイブリッド) SSVS-005 』

■価格:¥3,850(税込)
■品番:SSVS-005
■仕様:SACDハイブリッド
■ステレオサウンド独占販売品(一部のオーディオショップを除く)

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