ディーアンドエムホールディングスは、現在開催中のミュンヘン・ハイエンドショーにおいて、DALI(ダリ)の新型スピーカー「EPIKORE11」(北米での予価60,000ドル、ペア)とヘッドホン「IO-12」(北米での予価1,499ドル)がリリースされたことを発表した。どちらも日本での価格等は未定。

画像: EPIKORE11

EPIKORE11

 EPIKORE11は、DALIスピーカー革新の40周年を記念したモデル。EVO-Kハイブリッドトゥイーターモジュール(35mmソフトドームトゥイーター&55×10mmHFリボンエレメント)と6インチEPIKOREミッドレンジ×1、8インチEPIKORE新世代SMCウーファー×4からなる4.5ウェイ7スピーカーという構成だ。

 高い評価を得ている「EPICON」シリーズの進化形で、フラッグシップスピーカー「KORE」からいくつかの新技術を受け継いでいる。究極のオーディオリアリズムと贅沢なクラフトマンシップを融合させ、真に特別な音楽体験を作り出す製品となっている。

「EPIKORE11」の主な特長
●4.5ウェイ設計。カスタムメイドドライバー
●新世代SMC テクノロジーによるさらなる低歪率化を実現
●KOREクロスオーバー・インダクタープレミアムグレードクロスオーバーコンポーネント
●調整可能なアルミニウム製アウトリガー
●新しいハイエンドスピーカーターミナル
●デュアルフレアバスレフポート
●ダイキャスト製バッフル
●3種類のグロスフィニッシュ(高光沢ブラック、高光沢マロン、高光沢ウォールナット)

画像: IO-12

IO-12

 ハイエンドヘッドホンのIO-12は、同社の40年にわたるオーディオの専門知識を基に、圧倒的なサウンドと贅沢な快適性を提供する。DALIのハイエンドスピーカーと同じ素材を使用し、DALIが特許を持つSoft Magnetic Compound(SMC)マグネットシステムを搭載した世界初のヘッドフォンとなる。

 従来のマグネットを使用したスピーカーでは、ヒステリシスと呼ばれる現象が発生することが珍しくなかった。これはボイスコイルに意図しない抵抗をもたらし、オーディオ信号の不要な歪みを引き起こす可能性がある。SMCテクノロジーは、同社の特徴であるペーパーファイバーコーンと組み合わせることで、ヒステリシスを大幅に低減し、不均一な高調波歪みを劇的に低減、超低歪みでクリアーなサウンドを実現し、比類のない深みと音楽性を提供するそうだ。

 IO-12は、有線でもワイヤレスでも使用可能。無線ではBluetoothコーデックのaptXアダプティブに対応し、有線では付属の3.5mmミニジャックおよびUSB Type-Cケーブルでスマートフォンやデジタルオーディオプレーヤーなどの、様々なデバイスと接続可能だ。付属のUSB Type-Cケーブルを使用した場合、最大96kHz/24ビットでの試聴も可能という。

「IO-12」の主な特長
●SMCを搭載
●アクティブノイズキャンセリング(ANC)
●カスタム開発50mm SMCベースドライバー
●最大35時間のリスニングが可能な大容量バッテリー
●本革製着脱式スクエア型イヤーパッド
●ヘッドバンド折りたたみ式デザイン
●aptXアダプティブ・テクノロジー搭載
●ハイレゾ(96kHz/24ビット)対応
●USBオーディオボイスアシスト対応

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