Technics(テクニクス)

画像: ▲完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ40」(左)、「EAZ-AZ60」(右)

▲完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ40」(左)、「EAZ-AZ60」(右)

 テクニクスは完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ40」と「EAH-AZ60」の2モデルを訴求。いずれも2021年10月頃に発売開始したモデルだが、未だ高い人気を集めていた。AZ-60はノイズキャンセリング機能と、LDACに対応したモデル。振動板には口径8mmのバイオセルロースが用いられている。6mm径PEEK振動板を採用したAZ-40は、ノイズキャンセリングやLDAC搭載ではないものの、小型で軽い付け心地が魅力的だ。

SFORZATO(スフォルツァート)

画像: ▲トランスポート「DST-Lecerta」

▲トランスポート「DST-Lecerta」

画像: ▲入力端子はUSB-Aが1系統、RJ-45が1系統とシンプルな構成

▲入力端子はUSB-Aが1系統、RJ-45が1系統とシンプルな構成

 スフォルツァートは、開発中のトランスポート「DST-Lecerta」を展示。本機をインターネット回線とつなげることで、Amazon Prime Music/Amazon Music Unlimitedからのストリーミング音楽をUSB出力するという。デモンストレーションでは同社D/Aコンバーターの最新モデルである「DSC-Grus」を用い、スムーズかつストレスレスの再生を行なっていた。Amazon側の認証が取れ次第発売するといい、価格は¥200,000前後を予定している。

画像: ▲同社USB-DAC「DSC-Grus」とつなげデモンストレーションを行なっていた

▲同社USB-DAC「DSC-Grus」とつなげデモンストレーションを行なっていた

スタジオイクイプメント

画像: ▲バイオレクトリックのヘッドホンアンプ「HPA V202」(左)、「HPA V222」

▲バイオレクトリックのヘッドホンアンプ「HPA V202」(左)、「HPA V222」

 ヘッドホンアンプで高い評価を得ているバイオレクトリック(Violettric)の最新モデル「HPA V202」と「HPA V222」。既発売のD/Aコンバーター内蔵モデル「HPA V226」から、DAC回路を取り外したモデルで、HPA V202はアンバランス出力専用モデル、HPA V222はXLR4ピンのバランス出力にも対応したモデルとなっている。価格はHPA V202が¥198,000、HPA V222が¥275,000。

DELL’ARTE(デッラルテ)

画像: ▲Starry Audioの有線イヤホン「yoru」

▲Starry Audioの有線イヤホン「yoru」

 香港生まれのブランドStarry Audioが日本初上陸! 同社はインナーイヤースピーカーを専業として2022年に誕生した新進気鋭のブランドとのこと。「yoru」と名付けられた本機は、3基のバランスドアーマチュア型ドライバーユニットと、1つの9.2㎜ステンレス製ダイナミックドライバーを搭載。3Dプリンターで制作されたハウジングは、“yoru”の星空のような煌めきが印象的だ。発売は6月中旬を予定しており、価格は¥131,800前後とのこと。

Music with 規格外

画像: ▲TOMOWORKSのヘッドホン「REVOLVE」

▲TOMOWORKSのヘッドホン「REVOLVE」

 TOMOWORKSのヘッドホン「REVOLVE」は、ハウジングのツマミを回すことで、密閉度が変わる「ありそうでなかった」開放型と密閉型が切替可能な製品。音質変化はもちろんのこと、音漏れが気になる屋外での使用など、シーンに合わせて切り替えることができる。振動板は45mmのウールコーンで、インピーダンスは32Ω。価格は¥56,000で、オプションとして“もふもふ”感の高いイヤーパッドを用意する。

 Nickname Audio Laboratoryの最新モデル「HAS-mini」。Miniという名のとおり、アナログ入出力各1系統のポータブルヘッドホンアンプで、持ち運びに便利。でありながら全高調波歪率0.00006%(32Ω負荷2Vrms)という驚きのスペックを誇るという。価格は¥36,000で、ポタオーディオ蚤の市などで販売しているようだ。

画像: ▲Nickname Audio Laboratory「HAS-mini」

▲Nickname Audio Laboratory「HAS-mini」

Mix Wave

画像: ▲Beat Audioのリケーブル「バーミリオンMk3」

▲Beat Audioのリケーブル「バーミリオンMk3」

 フルオーダー可能なリケーブルブランドで知られるBeat Audioの最新モデル「バーミリオンMk3」が参考出品されていた。前作と同様、導体をフラットリボン線でシールドするという構造はそのままに、そのケーブルを2倍に増量。価格は¥90,000円前後を予定している。

画像: ▲FAudio「Project-y」

▲FAudio「Project-y」

 FAudioは、LGエレクトロニクスやボーダフォン、オーディオメーカーの「Miniwatt」などの企業でエンジニアとして経験を積んできたFung Wong氏により2014年に設立された、香港発のインナーイヤースピーカーメーカー。「Project-Y」と名付けられた本機は、同社の最新プロトタイプモデルで、ダイナミック型、ピエゾ型、静電型、バランスドアーマチュアとを一つのエンクロージャに収めたマルチドライバー型イヤホンだ。

画像: ▲FAudio「Spring」

▲FAudio「Spring」

 自社開発の「ダブルレイヤー構造ダイヤフラム」を採用したMajorの後継モデルが「Spring」。ドライバーをアップデートしながら、「Major」が¥150,000前後であったのに対して¥100,000以下の販売を予定している。

画像: ▲Hiby Music「R6PRO2」

▲Hiby Music「R6PRO2」

画像: Mix Wave

 Hiby Musicのポータブルプレーヤー「R6PRO」のセカンドジェネレーションが登場予定。D/A変換にAKMのフラグシップ「4499EX」をチャンネルあたり1基用いた、デュアルモノーラル構成を採用。リアパネルは持ちやすいようウェーブ状のスリットが設けられている。価格は¥115,000を予定している。

画像: ▲64 Audio「U4s」

▲64 Audio「U4s」

 米国ワシントン州バンクーバーに拠点を構えるインイヤーモニターの製造メーカー・64 Audioの最新モデル「U4s」が上陸する予定。4ドライバーのハイブリッドモデルで、新たに独自の音響フィルターを用いているのがポイント。価格は\160,000前後を予定している。

Acoustune/ANIMA/MADOO/Artio

画像: ▲MADOO「Typ821」

▲MADOO「Typ821」

 ピクセルブースでは、Acoustune/ANIMA/MADOO/Artioブランドの製品を多数展示。中でも注目を集めていたのは、機械式のカメラや時計のように数十年使用することが出来る製品づくりを、というブランドコンセプトのもと、2021年、マルチドライバーに特化したブランドとして我が国で産声をあげたMADOO。「Typ821」は、まさに同社でしか出来えないインイヤースピーカーに仕上げられている。チタンをCNC加工したハウジング内には、同社初となるプッシュプル式のプラナー(平面)型ドライバーをマウント。クリアーで美しい音を目指し、最後のチューニングを行なっているという。フェイスプレート側には飾りネジが設けられているほか、トップパネルにはサファイアクリスタルを採用。まるで高級腕時計のような美しさに魅了される人が後を絶たなかった。夏頃の発売を予定しており価格は¥200,000前後とのこと。

●取材・文・写真:栗原祥光

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