ディーアンドエムホールディングスでは、デノン、マランツブランドのAVアンプのファームウェア・アップデートを実施する(3月15日に公開済み)。

 対象モデルは、オンラインでファームウェア・アップデートを行うことにより、室内音響最適化ソリューション「Dirac Live」への対応、ドルビーアトモスやAuro-3Dを再生する際のスピーカーレイアウトの柔軟性の向上(トップフロント、トップミドル、トップリアスピーカーを用いたAuro-3Dの再生が可能)、スピーカーのマニュアルセットアップのインターフェイスの改善などが行われる。なおアップデートの内容は製品ごとに異なっており、Dirac Liveの機能を使用するには、有料のライセンスおよび測定用マイクの購入が必要となる。

 それぞれのブランドの対応内容は以下の通り。

デノン製品の対応

1)Dirac Liveに対応
 AVC-A1H、AVR-X4800H、AVR-X3800H
2)トップスピーカーを使用したAuro-3Dフォーマットの再生に対応
 AVC-A1H、AVC-A110、AVC-X8500HA、AVC-X8500H、AVC-X6700H
 AVR-X4800H、AVR-X3800H
3)サラウンドハイトスピーカーを使用したドルビーアトモスの再生に対応
 AVC-A1H、AVC-A110、AVC-X8500HA、AVC-X8500H、AVC-X6700H
 AVR-X4800H、AVR-X3800H
4)マニュアルスピーカーセットアップのインターフェイスを改善
 AVC-A1H、AVR-X4800H、AVR-X3800H、AVR-X2800H

マランツ製品の対応

1)Dirac Liveに対応
 AV 10、CINEMA 40、CINEMA 50
2)トップスピーカーを使用したAuro-3Dフォーマットの再生に対応
 AV 10、AV8805A、AV8805、CINEMA 40、CINEMA 50、SR8015
3)サラウンドハイトスピーカーを使用したドルビーアトモスの再生に対応
 AV 10、AV8805A、AV8805、CINEMA 40、CINEMA 50、SR8015
4)マニュアルスピーカーセットアップのインターフェイスを改善
 AV 10、CINEMA 40、CINEMA 50、CINEMA 70s
5)CINEMA 70sに「プリアンプモード」を追加
 CINEMA 70s
6)プリメインアンプへの「電源オン/オフ」コマンドの送信に対応
 AV 10、CINEMA 40、CINEMA 50、CINEMA 70s

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