ティアックから、aptX Adaptiveに対応したBluetoothトランスミッター搭載アナログターンテーブル「TN-400BT-X」が3月18日に発売される(価格はオープン)。

 内蔵のBluetoothトランスミッターを使って、BluetoothヘッドホンやBluetoothスピーカーで直接アナログサウンドを再生可能。さらに、安定した回転を実現するアルミ・ダイキャスト製プラッターや、好みのカートリッジに交換できるユニバーサル型ヘッドシェル、アンチスケーティング調整機構付きスタティックバランス型S字トーンアームを採用するなど、基本性能を重視している点も特徴だろう。

画像1: ティアックが、aptX Adaptive対応のBluetoothトランスミッターを内蔵したターンテーブル「TN-400BT-X」を発売。BluetoothヘッドホンやBluetoothスピーカーで直接アナログサウンドを再生

 カートリッジには、高い読み取り精度で定評のあるオーディオテクニカ製のVM型(MM型と同等)「AT95E」が付属。購入後、すぐにアナログレコードを楽しめるようになっている。本体は上質感のある天然木目が美しい、ウォールナット突板オイル仕上げを採用する。

 アルミダイキャスト製プラッターは、DCモーターとゴム製ベルトを使って駆動しており、33 1/3、45rpmに加え、SP盤も再生可能な78rpmにも対応している。さらに、精密な機械加工によりステンレススチールの塊から削り出されたスピンドルと、耐久性の高いブロンズ製軸受部により回転摩擦を低減。正確な回転数を維持している。

 トーンアームは本格的なカウンターウエイトとアンチスケーティング調整つまみを備えたアルミ製のスタティックバランス型S字タイプで、正確な針圧やトラッキングフォース設定が可能。マニュアル式のトーンアーム・リフターは穏やかな動作でレコード盤や針を傷めない。

 また、カートリッジが付属した状態でヘッドシェルごと取替可能なユニバーサル式ヘッドシェルなので、好みのカートリッジを簡単に交換して楽しむこともできる。微細なフォノ信号を確実に伝達するための端子接点には、シェル側、トーンアーム側とも酸化に強い金メッキを施すなど、細部にもこだわった仕様を採用している。

 その他のTN-400BT-Xの特長は以下の通り。

●酸化に強い金メッキ端子を採用したライン/フォノ出力端子
●MDF製キャビネットによる制振性に優れた強固なボディ
●トラッキングエラーを防ぐアンチスケーティングシステム
●フィードバック振動を抑制する振動吸収ラバー部品を採用したアルミ製脚部
●アルミ削り出しの操作ノブ類
●リアパネルにGND端子を装備(GND線付きRCAピンケーブル付属)

画像2: ティアックが、aptX Adaptive対応のBluetoothトランスミッターを内蔵したターンテーブル「TN-400BT-X」を発売。BluetoothヘッドホンやBluetoothスピーカーで直接アナログサウンドを再生

「TN-400BT-X」の主なスペック

●駆動方式:ベルトドライブ
●回転数:33 1/3、45、78 rpm
●ワウフラッター:±0.2%以下
●S/N:67dB以上(A-weighted、20kHz LPF)
●カートリッジ:オーディオテクニカ製 AT95E(ヘッドシェルに装着済)
●カートリッジ形式:VM型(MM型と同等)
●出力:RCA×1(ライン/フォノ切替式)、Bluetooth
●出力電圧:3.5mV(フォノ出力時)、155mV(ライン出力時)
●Bluetoothバージョン:5.2
●Bluetooth対応コーデック:aptX、aptX Adaptive、SBC
●消費電力:1.5W(スタンバイ時:0.5W)
●寸法/質量:W420×H117×D356mm(突起部を含む)/4.9kg

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