エソテリックSACD/CDプレーヤーの中核となるK-05シリーズに、遂にXDエディションが登場した。シルバーとブラックの2色展開で、どちらも2月の発売を予定している。

K-05XD ¥1,045,000(税込、シルバー)
K-05XD B ¥1,067,000(税込、ブラック)

画像: 「K-05XD B」

「K-05XD B」

 K-05XDは、K-05シリーズの思想を継承しながら、設計プラットフォームの完全刷新により、従来とはまったく異なるSACD/CDプレーヤーとして生まれ変わっている。

 本機専用に設計されたVRDS(Vibration-Free Rigid Disc-Clamping System)-ATLASトランスポート・メカニズム「ATLAS05」を搭載し、DAC部は「Master Sound Discrete DAC」によりディスクリート回路化され、音楽再生能力に更なる磨きをかけている。またマスタークロックの「Grandioso G1X」の開発成果を取り入れ、プレーヤー内蔵用の独自のディスクリート・クロック回路「Master Sound Discrete Clock for Digital Player」も搭載した。

 アップグレードされたATLASメカニズムや大規模化された各回路ブロック、電源部を収納するシャーシは、内部をダブルレイヤー化して大型化。外観もいっそう上位モデルに近づいている。

画像: エソテリックのK-05シリーズに「XDエディション」が登場。専用設計されたトランスポート・メカニズム「ATLAS05」やディスクリート構成DACを搭載し、大改革を遂げた

「K-05XD」の主な特長
●新開発 「VRDS-ATLAS(ATLAS05)」SACDトランスポート・メカニズム
●自社開発 64ビット/512FsΔΣモジュレーターによる「Master Sound Discrete DAC」
●新開発 プレーヤー内蔵型の「Master Sound Discrete Clock for Digital Player」
●臨場感に溢れ、音楽のエネルギーを余すところなく伝送する独自の電流伝送「ES-LINK Analog」出力
●スルーレート2,000V/μsを誇る電流伝送強化型出力バッファー回路、「ESOTERIC-HCLD(High Current Line Driver)」
●アナログ系、デジタル系独立大容量トロイダル・トランス×2、コントロール系EIx1の3トランス構成
●ローフィードバック・ディスクリートDCレギュレーターを搭載した電源部
●外部マスタークロックジェネレーターとの10MHzクロックシンク機能
●すべての外部デジタル入力に対応するMQAデコーダー搭載。MQA-CDも再生可能
●DSD22.5MHz、アシンクロナス伝送対応のUSB DAC機能
●豊富な入出力端子(デジタル入力:192kHz、DoP対応コアキシャル、オプティカル/デジタル出力:XLR、コアキシャル)
●PCM再生用デジタルフィルター選択、DSD再生用アナログFIRフィルター選択機能を搭載
●外部コントロールポートRS-232C端子、トリガー入力による電源ON/OFF制御
●両面にボタンを配したリモコンでESOTERICアンプ機器の操作も可能(RC-1333)

画像: 「VRDS-ATLAS(ATLAS05)」SACDトランスポート・メカニズム

「VRDS-ATLAS(ATLAS05)」SACDトランスポート・メカニズム

「K-05XD」の主なスペック

●接続端子:アナログバランス出力×1(XLR/ES-LINK Analog)、アナログアンバランス出力×1(RCA)、デジタル出力×2(XLR、RCA)、デジタル入力×2(RCA、Optical)、USB Type-B×1、クロック入力×1(BNC、10MHz)
●周波数特性:5Hz〜70kHz(-3dB)
●S/N:110dB(IHF-A)
●歪率:0.0007%(1kHz)
●寸法/質量:W445×H161×D357mm(突起部含む)/20.7kg

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