SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022で観客賞受賞、福岡インディペンデント映画祭2022でグランプリに輝いた萬野達郎監督作『ストレージマン』が、12月16日から18日まで池袋HUMAXシネマズにて先行上映される。

画像1: 約40分の中に、容赦ないリアルが盛り込まれている。「明日は我が身」と、ひりひりした。映画『ストレージマン』公開

 主人公の森下は、かつては一流企業に勤めていて、後輩からも慕われる存在であったが、コロナ禍で生活が一変。義理の父の意向もあって、妻や娘からも切り離されてしまった。そんな彼がトランクルームでの生活を始めてからが、この映画のメインテーマとなる。本来は物を置くための部屋であり、人間の寝泊まりはもちろん飲食も厳禁のトランクルームで、衣食住をしていくわけである。ぼくは「いつかバレるんじゃないのか」「彼はこのトランクルームで、さらに堕ちていくのか」「妻子とはもう会えないのか」など、いくつもの「のか」を抱えながらスリルいっぱいに画面を凝視した。

画像2: 約40分の中に、容赦ないリアルが盛り込まれている。「明日は我が身」と、ひりひりした。映画『ストレージマン』公開

 主人公・森下を演じる連下浩隆は本作のプロデューサーを兼任。主人公の妻・晶子役の瀬戸かほは『クレマチスの窓辺』(2020)、『この日々が凪いだら』(2021)にひきつづいての快演を見せる。ほか、渡部直也、しじみ、矢崎広も重要な役割で登場。先行上映の3日間は連日、舞台挨拶が行われ、キャストが日替わりで登場する(道下は連続参加)。

映画『ストレージマン』

2022年12月16日(金)、17日(土)、18日(日)の?3日間のみ池袋HUMAXシネマズにて特別上映

<キャスト>
連下浩隆 瀬戸かほ 渡部直也 矢崎広 米本学仁 立野沙紀 宮崎翔太 林凛果 森恵美 奥井奈南 しじみ 古坂大魔王(声の出演)  渡辺裕之

<スタッフ>
脚本・監督:萬野達郎 助監督:吉原圭太 撮影:宮下徹也 照明:大堀治樹 録音:亀井耶馬人/高島良太 美術:桂誉和 へアメイク:奈央 衣装:金鹏 編集:岡島龍介/萬野達郎 整音・効果:高島良太 作曲:足立知謙 スチール:安井信介 デザイン:斉藤 我空 エグゼクティブ・プロデューサー:萬野達郎 プロデューサー:れんげひろたか アソシエイトプロデューサー:碓氷恭子 ラインプロデューサー:荒井智晴 製作:MANTRIX PICTURES 宣伝:滝澤令央 配給:MANTRIX PICTURES / Cinemago
(C)MANTRIX PICTURES

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