ラックスマン(LUXMAN/G408)

画像: ▲4つの新製品「L-509Z」、「D-07X」、「PD-191A」、「PD-151MARKII」

▲4つの新製品「L-509Z」、「D-07X」、「PD-191A」、「PD-151MARKII」

●製品ジャンル:パワーアンプ
●ブランド名:LUXMAN
●製品名:L-509Z
●価格:¥990,000(税込)
●発売時期:2022年12月

●製品ジャンル:SACDプレーヤー
●ブランド名:LUXMAN
●製品名:D-07X
●価格:¥825,000 (税込)
●発売時期:発売中

●製品ジャンル:アナログプレーヤー
●ブランド名:LUXMAN
●製品名:PD-191A
●価格:¥990,000(税込)
●発売時期:発売中

●製品ジャンル:アナログプレーヤー
●ブランド名:LUXMAN
●製品名:PD-151MARKII
●価格:¥393,800(税込)
●発売時期:発売中

 ラックスマンは4つの新製品と2つの参考出品を披露。

 創業以来の伝統であるインテグレーテッドアンプの新たなフラッグシップとして、2017年に投入したばかりのフラッグシップ「L-509X」の増幅回路を一新し新世代エンジンLIFEを採用した「L-509Z」への置き換えを発表したのが最大のトピックだ。

 また、SACDプレーヤーの中核を形成している6月発売の「D-07X」のほか、SAECと共同開発したナイフエッジのユニバーサルトーンアームを搭載したベルトドライブのアナログレコードプレーヤー、「PD-191A」(10月発売)と「PD-151MARKII」(5月発売)といった新製品にも注目が集まっていた。

 そのほか参考出品として、パワーアンプ「M-10X」と対になるコントロールアンプ「C-10X」(150万円前後を想定)や、同社初のネットワークプレーヤー「NT-07」(50万円前後を想定)も展示。

画像: ▲参考出品のコントロールアンプ「C-10X」

▲参考出品のコントロールアンプ「C-10X」

●製品ジャンル:コントロールアンプ
●ブランド名:LUXMAN
●製品名:C-10X
●価格:150万円前後
●発売時期:2023年予定

画像: ▲参考出品のネットワークトランスポートNT-07

▲参考出品のネットワークトランスポートNT-07

●製品ジャンル:ネットワークトランスポート
●ブランド名:LUXMAN
●製品名:NT-07
●価格:50万円前後
●発売時期:2023年予定

 後者(NT-07)はリビングシーンを想定し、テレビなどと繋いだりネットワークオーディオを高品位なオーディオシステムで楽しみたいというニーズに応えるもので、HDMI(ARC)2系統を搭載。赤外線リモコンの使い勝手にも配慮するなど、時間を掛けて2023年の商品化を目指している。

ステラ/ゼファン(G409)

画像: ▲THRAXのモノーラルパワーアンプ「SPARTACUS300」

▲THRAXのモノーラルパワーアンプ「SPARTACUS300」

●製品ジャンル:モノーラルパワーアンプ
●ブランド名:THRAX Audio
●製品名:SPARTACUS 300
●発売時期、価格:未定

●製品ジャンル:コントロールアンプ
●ブランド名:THRAX Audio
●製品名:LIBRA
●発売時期、価格:未定

 ステラの見所のひとつは、なんとかショウに間に合ったブルガリアのブランドTHRAXの真空管パワーアンプとコントロールアンプ。「SPARTACUS300」(想定売価1400万円)は300Bを6本使用したA級50Wのモノーラルパワーアンプで、電源を別筐体とするセパレート構成の「LIBRA」(想定売価900万円)は300Bを方チャンネルあたり2本、ディファレンシャルで計4本使用するA級コントロールアンプ。近代的な見た目とは違った300Bらしいサウンドに驚かされる。

画像: ▲一番左の列最上段の「LIBRA」本体と最下段の電源部といったコントロール系、「AIR FORCE Zero」をはじめとするソース系もそうそうたるラインナップ

▲一番左の列最上段の「LIBRA」本体と最下段の電源部といったコントロール系、「AIR FORCE Zero」をはじめとするソース系もそうそうたるラインナップ

 また、もうひとつの見所は、WILSON AUDIOの「ALEXX V」。ウィルソン・オーディオは日本でも愛好家が多くマッシヴなイメージが定着しているが、2代目のダリル・ウィルソンに引き継がれてからダイナミックさに繊細さが加わり、より洗練された。

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:WILSON AUDIO
●製品名:ALEXX V
●価格:¥31,900,000(スタンダードカラー、ペア、税込)
●発売時期:発売中

 そのほか、アナログターンテーブルにTechDASの究極モデル「AIR FORCE Zero」や、スピーカーシステムとしてVIVID Audioの「G1 Giya Spilit」、Audelの新製品」「U-Basik」なども揃った。

画像: ▲WILSON AUDIOの「ALEXX V」に「G1 Giya Spilit」といったハイエンドスピーカーシステムが並ぶ

▲WILSON AUDIOの「ALEXX V」に「G1 Giya Spilit」といったハイエンドスピーカーシステムが並ぶ

 ゼファンでは新製品として、CH PrecisionのD/AコントロールアンプC1.2のほか、スピーカーシステムとしてMARTENのMINGUS Quintet 2(Statement Edition)やOSCAR TRIO、AUDIOMACHINAのCRMX、BOENICKEのW5などが来場者を迎えた。

画像: ▲ステラと交互に行なわれるゼファンブース。MARTENのスピーカーシステムをCH Precisionでドライブ

▲ステラと交互に行なわれるゼファンブース。MARTENのスピーカーシステムをCH Precisionでドライブ

DYNAUDIO JAPAN(ディナウディオ ジャパン/G410)

画像: ▲DYNAUDIOのスピーカーシステムをATOLLやMoonを使ってドライブ

▲DYNAUDIOのスピーカーシステムをATOLLやMoonを使ってドライブ

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:DYNAUDIO
●製品名:Heritage Special
●価格:¥1,023,000(ペア、税込)
●発売時期:発売中

●製品ジャンル:D/Aコンバーター
●ブランド名:MOON
●製品名:680D
●価格:¥1,320,000(税込)
●発売時期:発売中

 ディナウディオジャパンが扱うDYNAUDIOスピーカーシステムのほか、ATOLL、MOONのアンプやソース機器で初登場の新製品はなし。そのかわり、できるかぎりリーズナブルなシステムで音楽を楽しんでもらおうと、楽しい試聴企画を豊富に組んだ試聴会を開催した。

 デモンストレーションは、DYNAUDIOのスピーカーシステム「Contour」、「Confidence」を、ATOLL「CD400se CDプレーヤー」と「IN400se プリメインアンプ」ないしミュンヘンショウなどで使用しているカナダSIMAUDIO社Moonのアンプ・プレーヤーでドライブする形で行なわれ、POPSやロックなど親しみやすいソース中心が実演され、来場者の記憶を呼び覚まし余韻を残すプログラムとなった。

画像: ▲山口百恵や松田聖子の曲を、当時のエピソードも交え紹介するなど歌謡コーナーもあって楽しめた

▲山口百恵や松田聖子の曲を、当時のエピソードも交え紹介するなど歌謡コーナーもあって楽しめた

(取材・文・写真:遠藤義人)

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