動画配信での映画鑑賞が主流になりつつある昨今。しかしホームシアターで楽しむなら、やっぱりフィジカル・メディアを選びたい。実際に、ビットレートの有利さや細かな仕様、特典などでそのメリットを感じることも多いはず。本連載では、そんなディスク・メディアをホームシアターで再生、そのインプレッションを紹介する。

 今回は山本浩司さんのホームシアターにお邪魔し、TCエンタテインメントから発売された人気作『ニュー・シネマ・パラダイス』のUHDブルーレイと『ヴィム・ヴェンダース Blu-ray BOX』(12作品)について、全作のサウンドリマスターを担当したオノ セイゲンさんにその満足度を確認していただいた。後編はヴィム・ヴェンダース作品にフォーカスした。(StereoSoundONLINE編集部)

画像1: 『ニュー・シネマ・パラダイス』と『ヴィム・ヴェンダース Blu-ray BOX』の魅力が全開! オノ セイゲンさんと、ホームシアターでの満足度を検証した(後)【フィジカル万歳 04】

『ヴィム・ヴェンダース ニューマスターBlu-ray BOX Ⅰ』(写真右)
¥21,120(税込)●TCBD-1203
<作品収録>『ゴールキーパーの不安』【4Kレストア版】、『都会のアリス』【2Kレストア版】、『まわり道』【4Kレストア版】、『さすらい』【4Kレストア版】
(C)Wim Wenders Stiftung 2014-2015

『ヴィム・ヴェンダース ニューマスターBlu-ray BOX Ⅱ』(写真中央)
¥21,120(税込)●TCBD-1204
<作品収録>『アメリカの友人』【4Kレストア版】、『パリ、テキサス』【2Kレストア版】、『東京画』【2Kレストア版】、『ベルリン・天使の詩』【4Kレストア版】
(C)Wim Wenders Stiftung 2014 (C)Wim Wenders Stiftung Argos Films 2014, 2017

『ヴィム・ヴェンダース ニューマスターBlu-ray BOX Ⅲ』(写真左)
¥22,220(税込)●TCBD-1205
<作品収録>『都市とモードのビデオノート』【4Kレストア版】、『夢の涯てまでも』【ディレクターズカット・4Kレストア版】、『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』【2Kニューマスター版】、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』【2Kニューマスター版】
(C)Wim Wenders Stiftung 2014 (C)Wim Wenders Stiftung - Argos Films 2015

山本 さて、次はヴェンダース作品を観ていきましょう。今回のボックスでは、『都会のアリス』を音の基準にしたとおっしゃっていましたね。これはどういう意味なんでしょう?

オノ セイゲン 今回のリマスターにあたって12作品をパラパラ並べて、それぞれ仮EQしたりして全体を貫く音のトーナリティ、モニター基準を決めようと思ってね。そして行き着いたのが、高校生くらいの時に観ていた『都会のアリス』の、白黒画面とモノーラル音声。質感はこうだっただろうというのに納得いくまでに5回もやり直したんです。

 そもそもヴェンダースは初期の頃、音楽の権利とかあまり気にしないで作品の中でさまざま、使いたい楽曲を採用していたんですね。でもそのままでは公開もパッケージ化もできないから、後から許諾を取って、許諾が取れない時は音楽を差し替えてますね。でも最初からセンスがすごくいいんですよ、音楽、SE、ダイアローグ。もちろん撮影も。

滝本 『ゴールキーパーの不安』と『アメリカの友人』では何曲か差し替えになっていますし、劇場公開まではOKだったけど、パッケージで音楽がさしかわった例もあります。

オノ セイゲン 『都会のアリス』の冒頭、飛行機からのロングショットを見たいですね。

山本 この作品は16mmフィルム撮影ですよね。

滝本 はい、16mm撮影で、本国でオリジナルネガから4Kでスキャニングしています。今回のボックスではこの作品と『パリ、テキサス』、そして『東京画』が2Kレストアです。

オノ セイゲン 本作はモノーラル収録ですから、物理的に音はピンポイントでモノーラルです。ところが、ジャズでもクラシックでもモノーラル名盤の音というのは、いいシステムで再生すると、頭の中ではグッとイメージが奥行方向まで広がります。

 例えば冒頭のこのシーン、ワンカットが長いですね、しかもパンニングしていく。ダイアローグ、音楽、飛行機のSEすべてが物理的にモノのトラックに収まっているわけです。が、この冒頭の5分間で、すでに観客は白黒であることも、モノーラルであることも忘れてます。ストーリーテリングの力と、記憶から脳内で生まれるイマーシブ感です。この質感を今回のリマスタリングの基準にしたわけです。

画像: 『都会のアリス』【2Kレストア版】 (C)Wim Wenders Stiftung 2014-2015

『都会のアリス』【2Kレストア版】 (C)Wim Wenders Stiftung 2014-2015

滝本 『都会のアリス』は今まで色々な環境で観てきましたが、その中のどれよりも山本さんのシアターはフィルムのグレイン感がしっかり再現されていて、映画らしかったですね。

オノ セイゲン これはプレーヤーがいいのか、プロジェクターなのか、どっちの効果なんだろう?

山本 もちろんそれぞれでグレインを抑えるような調整もできるんだけど、それだと映画の味が薄くなってしまう。中にはグレインをノイジーに感じる人もいるだろうから、そういった方は映像調整をすればいいと思います。さて、せっかくなので別の作品も見てみましょう。

オノ セイゲン 『さすらい』のチャプター9〜10、車の中でレコードを掛けるシーンを見せてもらえますか。

山本 『さすらい』は35mm撮影だけあって、画質もいいですね。音も厚みがでてきたように思います。特に声がいい。

オノ セイゲン この作品の2ch音声を作る時にも、『都会のアリス』のモノーラル音声の質感が再現できれば成功だと考えていました。このシーンも、車のエンジン音や「ジャスト・ライク・エディ」の音の質感がいいですね。

 今回のボックスではステレオとモノーラル音声はすべて96kHz/24ビット、つまりハイレゾで収録しています。アナログ・レコードファンとか音楽のハイレゾ、DSDなんかを聴き慣れた人にも納得いただける音質に仕上げているつもりです。

 じゃあ次は『ベルリン・天使の詩』をお願いします。この作品は2chと5.1chのそれぞれ完成度の高いマスターがあったので、別々にマスタリング作業を行いました。

滝本 1986年製作で、時代的に2chのドルビーステレオで作られているようです。そこから後に5.1chマスターが作られたのでしょう。

山本 では、チャプター5〜6の図書館のシーンを再生しましょう。最初は2chの96kHz/24ビット音声、その後に5.1ch音声の順番です。

オノ セイゲン 5.1chを選ぶと、図書館の空間が豊かに再現されましたね。ステレオとミックスが違うんですよ。よく(ディスク容量節約のため)5.1chだけ収録してプレーヤー内のダウンミックスでいいという人がいますが、それは製作過程を理解してない意見です。

画像: 『ベルリン・天使の詩』【4Kレストア版】 (C)Wim Wenders Stiftung 2014 (C)Wim Wenders Stiftung Argos Films 2014, 2017

『ベルリン・天使の詩』【4Kレストア版】 (C)Wim Wenders Stiftung 2014 (C)Wim Wenders Stiftung Argos Films 2014, 2017

山本 映像はフィルムグレインが抑えられ、かなりすっきりしています。

滝本 『都会のアリス』では、スキャニング〜レストアの際にもグレインをそのまま残した処理が行われていましたが、この『ベルリン・天使の詩』では完全にグレインを消して、クリーンな映像に仕上げています。

山本 それは誰が決めたんでしょう?

滝本 ヴェンダース監督の意向とのことです。『ベルリン・天使の詩』は、白黒パートで合成を多用していますが、当時の技術では、オリジナル・ネガから数えて上映用プリントまで、計6世代のフィルムの処理工程が必要だったそうです。そのためモノクロ・シーンでは、グレインも余計目立ってしまったようです。

山本 なるほど、モノクロとカラーのシーンが混在しているからトーンを揃えようということですね。確かに、このブルーレイではその狙いは達成できていますね。

滝本 モノクロ、カラーともオリジナルのフィルムからスキャニングされているようですが、両方のルックを揃えるためにグレインを消した、ということかもしれません。

山本 これだけ見ていたらデジタル撮影の新作かと思ってしまいそうです。

滝本 これがヴェンダース監督が意図していた映像で、2014年になってようやく実現できたとコメンタリーで話されていました。

オノ セイゲン 『都会のアリス』もよかったけど、『ベルリン・天使の詩』もクリアーで美しいね。ホームシアターでこんな違いを体験できるなんて、考えたこともありませんでした。続いて、チャプター10〜11のライブシーンをお願いします。

山本 では、5.1ch音声で再生します。

オノ セイゲン このシーンを大音量で再生したら、当時のベルリンのクラブにいる感じになるように意図してマスタリングしたんですが、その雰囲気がすっごくよく出ている。最後の曲だけでいいから2chも聴かせてもらえますか。

画像: 山本シアターでは、サブウーファーのイクリプス「TD725sw」を視聴位置前方に置いている(写真左側)。これは部屋の形状(縦、横、天井高さ)などを踏まえて最適な位置を追い込んだそうです

山本シアターでは、サブウーファーのイクリプス「TD725sw」を視聴位置前方に置いている(写真左側)。これは部屋の形状(縦、横、天井高さ)などを踏まえて最適な位置を追い込んだそうです

山本 こちらが2ch音声です。

オノ セイゲン AVセンターの設定で、サブウーファーの低音を少しだけ遅らせることができますか? 2chに比べると5.1chでは低域が打ち消し合っているような気がしたんです。

山本 う〜ん、さすが鋭い。ちょっと待ってください、サブウーファーを少し遅らせたモードも設定してありますので、そちらに切り替えます。

オノ セイゲン うん、こっちが正しいです。2chはこれだけバシッと迫力が出ているのに、5.1chはちょっと物足りなかった。

滝本 今聴いただけでその違いが分かったんですか?

オノ セイゲン こっちはプロのマスタリング・エンジニアですからねぇ(笑)。滝本さんのせいで去年のクリスマスから5月まで休みなし、これとあれしか観てないし。それに山本シアターは音の違いがよくわかるがな。

山本 『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』も見てみましょう。この作品は2chと5.1chどちらがお薦めですか?

オノ セイゲン やっぱりライブの臨場感は5.1chですね。チャプター6のルベーン・ゴンザレスがピアノを弾いて、子供達が新体操の練習しているシーンと、チャプター12のライブをお願いします。

山本 この作品は5.1chマスターで作業したんですか?

オノ セイゲン そうです。ラストのカーネギーホールのライブシーンについては、フロント2chの音源をベースに、24チャンネル・マルチトラックの音源からオーディエンスのトラックを抜き出してSL/SRに使っているようです。マルチトラックから5.1chリミックスまではされていません。

山本 確かに、会場の聴衆と一緒に聴いている感じがうまく再現されていて、音楽に没入できました。個人的に『パリ、テキサス』も観たいんですが、どうでしょう。

オノ セイゲン いいですね。多分今回のブルーレイの音は、これまでのサントラより音楽の聞こえ方はいいと思いますよ。

山本 では、冒頭のライ・クーダーのギターです。

画像: DMR-ZR1のパフォーマンスがすっかりお気に入りのセイゲンさん。何気にナスターシャ・キンスキーとツーショットで記念撮影(後日談:買ってしましました。リモコン勉強せなあかん by オノ セイゲン)

DMR-ZR1のパフォーマンスがすっかりお気に入りのセイゲンさん。何気にナスターシャ・キンスキーとツーショットで記念撮影(後日談:買ってしましました。リモコン勉強せなあかん by オノ セイゲン)

オノ セイゲン これはええ! ライ・クーダーとヴェンダース監督をここに連れて来て、冒頭5分だけでいいから聴かせてあげたい! 『ニュー・シネマ・パラダイス』「愛のテーマ」の作曲者、アンドレア・モリコーネさんもちょうど東京に居るしねえ。

山本 いつでも時間を作りますよ(笑)。

オノ セイゲン この作品はライ・クーダーのギターの再現に尽きますね。大切なのが40〜50Hzの倍音成分の扱いです。演奏中にギターのボディにタッチしてミュートする所とかの再現性が違ってくる。

 キックやベースなども、100Hzや500Hzの基音の部分を調整しては駄目で、もっと下の帯域を少し調整する方がいいんです。そういう時に、アップサンプリングしてからアナログのイコライザーなどを通した方が美味しい音になる。この処理の一番の目的は高音を作ることじゃなく、低音の立ち上がり、制動をあるべき波形に戻すようなイメージです。

山本 この作品のライ・クーダーのギターも、そういう処理をしているんですね。

オノ セイゲン 冒頭のギターも、クラブでのロック・バンドの演奏シーンもそうですね。音楽のハイレゾで超高域成分がどれくらい入っているかが話題になりがちですが、高域やエアーを足すことより重要なのは、中域も低域もより正確な波形を追い込むためにアップコンバートが有効です。

 周波数で言えば、80Hzから下のシェルビングカーブの設定がすごく大切です。80Hz以下の帯域なのでほとんどの人は関係ないと思っているかもしれませんが、それでもハーモニーが変わって聴こえるんです。

山本 基音以外の部分をどう調整するかがポイントなんですね。

オノ セイゲン そうです。音楽のミキシングなら基音をいじってもいいですが、80Hzとか100Hzのピークがある楽音があったとして、そこをEQで上げるのは普通のポップスの作り方です。でも、その前後や、1オクターブぐらい下の帯域を、カスタムメイドの真空管機材などで引っ掛けて補正します。厳密には、直接音のない他の帯域も大きく上がってくるんですが、その方がつながりも綺麗だし、結果として聴いていて心地よく感じられるのです。位相が変わらないということも重要です。逆に25Hzとかのハイパスフィルターはデジタルでないと処理できません。だから今はハイブリッドですね。

山本 なるほど。これは深い話だな。

画像: ディスク制作を担当したTCエンタテインメントの小池さんと滝本さんも、山本シアターで見る『ニュー・シネマ・パラダイス』と『ヴィム・ヴェンダース Blu-ray BOX』の実力に驚いた様子

ディスク制作を担当したTCエンタテインメントの小池さんと滝本さんも、山本シアターで見る『ニュー・シネマ・パラダイス』と『ヴィム・ヴェンダース Blu-ray BOX』の実力に驚いた様子

オノ セイゲン プロの方には、StereoSoundONLINEの姉妹誌(笑)「PRO SOUND」で連載してるコーナー「SAIDERA PARADISO」もぜひ読んでください。(関連リンク参照)

 最高級のホームシアターではここまでの情報がわかる! 僕のスタジオって細かいことまで聞こえすぎて仕事モードになってまうから、映画が楽しいのは山本シアターやね。こりゃ本気でホームシアターの復権やで!

山本 ホームシアターのよさは、観客が基本的に自分ひとりなので、好きなように映像や音を追いかけられるという点にあります。自分が自分だけのための映写技師になれるということですね。「音圧」や「空間の広さ」は最新のドルビーシネマやIMAXシアターにかなわないけれど、「音質」なら勝負できる。

オノ セイゲン 本来はソフトメーカーにもこういうプレビュールームがあるといいんだよね。クォリティ・コントロールとか、ディレクターズ・プルーフって本当はまず信頼に足るスクリーニング・ルームから始まるわけだから。

山本 そのソフトメーカーの人間として、小池さんと滝本さんにも今日の感想をうかがいたいと思います。

小池 僕は『ニュー・シネマ・パラダイス』の担当ですが、自分たちの担当作品でも、ここまでの環境で再生することがあまりないですし、今日は本当に凄い体験をさせていただきました。自分の仕事を振り返って、こういった環境でチェックできずに商品として発売していてよかったのかなと反省しています。

山本 いつでも協力しますよ。今日はパッケージ・メディアの作り手の方に真剣に取り組んだホームシアターとはどういうものなのかを体験してもらいたいと思っていたんです。

小池 4K/HDRレストアされたインターナショナル版の映像はスタジオでチェックしていましたので、今日の画質も納得だったんですが、2K/SDRの完全オリジナル版がこんなに綺麗に再現されるんだということにびっくりしました。音も、元々いい状態のものをセイゲンさんに整えてもらったので、両ヴァージョンともに充分楽しむことができました。

 実は先日家を建てたんですが、ホームシアターを作りたいと思って、プロジェクター用に天井まで壁の中に通線はしてあるんです。でも予算の関係で、そこで止まっていました。しかし山本さんのシアタールームを拝見し、改めてホームシアターを手に入れたいと思っています。さすがにここまで豪華な環境は無理ですが……(笑)。

画像: 映像を投写するプロジェクターはJVCのDLA-V9Rを使用。DMR-ZR1からの4K信号(ブルーレイ再生時はDMR-ZR1で4Kにアップコンバート)を独自のe-Shift処理で8K相当に変換している

映像を投写するプロジェクターはJVCのDLA-V9Rを使用。DMR-ZR1からの4K信号(ブルーレイ再生時はDMR-ZR1で4Kにアップコンバート)を独自のe-Shift処理で8K相当に変換している

山本 それは素晴らしい。ぜひ頑張ってください。滝本さんはいかがでしたか?

滝本 小池と同感で、『ニュー・シネマ・パラダイス』がひじょうに新鮮な驚きでした。2K/SDRのコンテンツが再生機器によってはあれだけ綺麗に見えるとは思ってもいなかったのです。

 また4Kやハイレゾといっても、多くのユーザーにはまだその実力を知ってもらえていないのかもしれないと感じたのです。まだ過渡期ではあるので、もっと多くの世代の方に4Kやハイレゾに親しんでもらって、画質も音も凄いですよ、だからパッケージソフトはこれだけの価格になるんです、という理解を深めてもらいたいですね。

山本 ディスクメディアの潜在能力は、まだまだあると思います。再生側が手を尽くしていくと、思っていた以上のポテンシャルがあるということがわかるようになります。ヴェンダース作品の印象はいかがでしたか?

滝本 こちらも本当に味わいが違いました。例えば『都会のアリス』は、劇場用のDCPも見ましたし、検証盤は46インチの液晶テレビとプレステ3を使ってチェックしたのですが、山本さんのシアターは画質も音もそれらとは別物でした。

オノ セイゲン 今日はDMR-ZR1にはびっくりしたわー。2Kも白黒16mmも35mmもこれでええやん!HDMIで一家に一台、一家に1セットはヴェンダースBOXと『ニュー・シネマ・パラダイス』もな。あ、うちのスタジオ、普通のパソコンモニターしかないがな、プロジェクターは無理やけど4Kモニターも買わなあかん(笑)。まずはDMR-ZR1をみんなで注文から。え? もう売り切れて3ヵ月待ち??

『ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジル版』のブルーレイ上映が決定!
11月23〜25日に池袋・新文芸座でその実力を体験!

 今さっき電話かかってきたニュースですが、池袋の新文芸坐で11月23、24、25日と待望の『ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジル版』のブルーレイ上映が決まりました! チラシの拡散手伝ってな〜。4月に音響機材を入れ替えた映画館で音響がいい!

 こないだ『インターナショナル版』の世界初4K上映やったんです。満席御礼で。でも僕としてはミュージシャン視点で、どうしてもモリコーネ先生がストップウオッチで各シーンのタイムを計り「オリジナル楽曲を書き下ろしたそのまま」が聴ける『完全オリジル版』、これを音響のいい映画館で上映して欲しかったんです。DMR-ZR1とちゃうけど2K→4Kアップコンバートは、同じパナソニックのDP-UB9000が常設らしいので楽しみですね!(オノ セイゲン)

画像2: 『ニュー・シネマ・パラダイス』と『ヴィム・ヴェンダース Blu-ray BOX』の魅力が全開! オノ セイゲンさんと、ホームシアターでの満足度を検証した(後)【フィジカル万歳 04】

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