finalから、ハイブリッドアクティブノイズキャンセル(ANC)機能を搭載したワイヤレスヘッドホン「UX3000」が、11月9日に発売される。価格は¥15,800(税込)。

 UX3000は、9月に開催された秋のヘッドフォン祭でも参考展示されていたもので、同社が展開するagブランドで発売中のANC搭載ワイヤレスヘッドホン「WHP01K」を、海外別注モデルとして、finalのエンジニアがチューニングした特別仕様の製品になるという。

 そのチューニングにより、ドライバーの音響特性を徹底的に追求し、Bluetoothに起因する高音域の気になる部分のみ僅かにイコライザーで補正するという独自の方法の採用により、音質とノイズキャンセリングの性能を両立させているという。

 ノイズキャンセリングは、音楽鑑賞時以外でも単体使用が可能といい、ノイズキャンセリングを効かせて、防音イヤーマフのようにも活用できるとしている。また、マイク機能と併用すれば、通話やWEB会議などでも活用でき、周囲の騒音をシャットアウトしながら相手の声をクリアに聞き取ることができるということだ。

 ちなみに、従来品ではノイズキャンセル機能のON/OFFで音質に変化が出ていたが、本UX3000では、再生音になるべく差が出ないように音質調整を施しているそうだ。加えて、付属のケーブルをつなぐと有線ヘッドホンとしても使え、その際もノイズキャンセル機能を使用することができるようになっているという。

 Bluetoothコーデックは、SBC、AAC、aptXに加え、aptX LLにも対応。音楽からゲームや動画まで、多彩に楽しめるようになっている。

 連続音楽再生時間は35時間。最近のトレンドでもあるマルチポイント接続が可能で、PCやスマホなど複数の機器との同時接続が可能で、接続したままそれぞれの機器を切り替えて使用することができる。

 デザイン面では、ヘッドホン本体には軽量の樹脂筐体を採用しつつも、高級カメラの軍艦部を思わせる光沢感のあるシボ塗装仕上げが施されており、これは、樹脂表面にも施せる特殊加工を開発し、実現したということだ。

UX3000の主な特長
・こだわりの高音質仕様
・ハイブリッドノイズキャンセリング搭載
・最大35時間の音楽再生
・途切れにくく高音質なaptX LL対応
・皮脂や指紋がつきにくいシボ塗装仕上げ
・マルチフィットハウジング機構でピッタリフィット
・快適なハンズフリー通話でテレワークにも対応
・充電が切れても有線接続で音楽再生が可能
・折りたたみ式コンパクト収納
・マルチポイント接続に対応

UX3000の主な仕様
カラー:BLACK(シボ塗装仕上)
通信方式:Bluetooth5.0
対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HSP、HFP
対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX LL
再生周波数帯域:20Hz?20KHz
連続音楽再生時間:ANC起動時 25時間、ANC OFF時 35時間
バッテリー容量:700mAh
付属品:専用ポーチ、USB Type-C充電ケーブル、3.5mm有線接続ケーブル

https://final-inc.com/products/ux3000-jp

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