GNオーディオジャパンから、Jabraの新作完全ワイレスイヤホン「Jabra Elite 5」が、本日9月2日に発売される。価格はオープン。

画像1: Jabra、ハイブリッドタイプのノイキャン搭載の完全ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 5」を発売

 Jabra Elite 5は、ハイブリッドタイプのアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能の搭載が特徴で、同時にaptXコーデックをサポートするなど、装着時の静寂さと音楽聴取の楽しさの、その両方の性能を兼ね備えた完全ワイヤレスイヤホンとなる。

Jabra Elite 5の主な特長
・ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能搭載
 Qualcomm「QCC3050」チップセットによるハイブリッドアクティブノイズキャンセリング( ANC)を搭載。イヤホン内側部分のフィードバックマイクと外側部分のフィードフォワードマイクにより、より幅広い音域のノイズを除去可能。

・6-マイクテクノロジーによるクリアな通話性能
 常に作動する外部マイクと、風が強いときにもクリアな音声を届けるサポートをする内部マイクとで構成される6-マイクテクノロジーを採用。これにより、周囲の雑音に邪魔されないクリアな通話が可能としている。

・aptXコーデックをサポート
 6mm径のダイナミック型ドライバーとaptXコーデックによって、優れたサウンドが楽しめる。Spotifyワンタッチ再生にも対応する。

・スタイリッシュなデザインと、よりスムーズな接続性
 コンパクトでスタイリッシュなデザインによる、快適な装着感を実現。加えて、Google Fast Pair、Microsoft Swift pairを使用して、デバイスに簡単に接続することもできる。さらに、Bluetoothマルチポイント対応で、2台のデバイスとの同時接続や、Alexa、 Googleアシスタント(Androidのみ)を音声で起動することも可能。

・カスタム可能なイコライザー
・最長7時間の再生時間(充電ケース併用で最大28時間)
・Alexa内蔵、Googleアシスタント(Androidのみ)、Spotify Tap再生

・IP55準拠の防塵・防水性能

 さて、短い時間ながら製品をテストする機会を得たので、そのインプレッションを簡潔に紹介したい。まずは売りでもあるANC(アクティブノイズキャンセル)について。本機では、フィードフォワード+フィードバックのハイブリッドタイプとのことだが、効きとしてはこれまで試聴してきたJabraモデルに比べるとマイルドなもの。もちろん、他社に比べれば効果は高いのだが、周囲の状況はある程度把握でき、電車内ではアナウンスは結構はっきりと聞き取れるので、無音というよりかは、音楽聴取の邪魔になる騒音・暗騒音を抑制する、というチューニングのようだ。ただし、風切音対策は素晴らしく、風の強い屋外で使用しても、自ら発する風切音を拾ってしまうことはなかった。

 ちなみに、これまでのモデルはアプリで設定しないとANC機能が働かなかったが、本Jabra Elite 5ではANCと外音取り込みモードは初期状態で使用可能。アプリで設定すると、ANC オフが使えるようになった。

 音色については、aptXコーデックを採用するなど、より音楽リスニングを意識しているようだが、同じく6mm径のダイナミック型ドライバーを搭載する、価格や機能の近い「Jabra Elite4 Active」比べて、全体的に薄味。音場感が狭いのはこれまでと同様ながら、ディテイルや響きの再現性、SN感は今二歩。低域から高域までの、帯域のバランスはフラットで良好。

 ANCオンオフでの音質変化については、高域が抑えられるようで、音場感はより狭くなる印象。音質の変化は少なめだが、音量が小さくなり、低域部分に少し強調が入ってくるようになる。

画像3: Jabra、ハイブリッドタイプのノイキャン搭載の完全ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 5」を発売

Jabra Elite 5の主な仕様
Bluetooth規格:5.2
対応コーデック:SBC、AAC、aptX
対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HSP
ドライバー:6mm径ダイナミック型
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
駆動時間:イヤホン単体 最大9時間(ANCオフ)、充電ケース併用 最大36時間
充電時間:約3時間
付属品:イヤージェル、充電ケース、USB-A to Cケーブル、保証&警告リーフレット

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