エソテリックは、ブランド創立35周年を記念する、初のアナログターンテーブル「Grandioso T1」を、5月19日から開始される「HIGHEND munich2022」に出品する。

 Grandioso T1は、フラッグシップGrandiosoシリーズの名を冠する製品にふさわしく、日本国内で特許を取得した非接触ドライブ方式「ESOTERIC Magne Drive System」を始めとして、「マグネフロート方式プラッター」、モータードライバーの「10MHzクロックシンク」など、革新的な技術を惜しみなく投入して完成したモデル。昨年のインターナショナルオーディオショウで技術展示されており、2022年夏に日本国内発売を予定している。

画像: 「Grandioso T1」の本体は3ピース構成。メインシャーシ部が17kg、プラッター部19kg、モーターユニット部9kgで、合計45kg

「Grandioso T1」の本体は3ピース構成。メインシャーシ部が17kg、プラッター部19kg、モーターユニット部9kgで、合計45kg

 その主な特長は以下の通り。

●特許を取得した独自の非接触ドライブ方式「ESOTERIC Magne Drive System」搭載
●マグネフロート方式プラッターで軸受けの摩擦抵抗を大幅に低減
●メインユニット、モーターユニット、電源部による3ピース構成
●高品位VCXO搭載モータードライバーで正確な回転をサポート
●高精度マスタークロック「Grandioso G1X」との10MHzクロックシンクが可能
●プラッターの支点がレコード盤面に近く、回転の安定度を高めるインバーテッドベアリング
●前面のマイクロメーターにより、マグネッティックドライバーの伝達トルクを変えることで、音色の微調整が可能
●アルミニウムとウッドによる3層シャーシで効果的に振動をコントロール
●美しいハイグロス・ピアノ仕上げのミッドシャーシ
●特殊ダンパー構造のアイソレーションフット
●2スピード(33/45回転)対応。0.1%単位でスピードの微調整が可能
●ダイナミックバランス型トーンアーム「TA-9D」搭載。アームレスでのオーダーも可能
●オプションのアームボード追加により、最大3本までアームを増設可能
●寸法/質量:本体=W497×H210×D456mm/45kg、電源=W445×H132×D270mm/18kg

画像: A級ステレオパワーアンプ「S-05」。シルバーの他にブラックもあり

A級ステレオパワーアンプ「S-05」。シルバーの他にブラックもあり

 またクラスAステレオパワーアンプ「S-05」も展示されるとのことだ。カラリングはシルバーとブラックで、どちらも価格は未定、2022年夏の発売を予定している。

 S-05は、「Grandioso M1X」の開発成果をふんだんに取り入れたステレオパワーアンプだ。「ミニマルな回路と強力な電源部」というM1Xの思想そのままに、コンパクトなステレオ構成で、このモデルでしか表現できない独自の音色に徹底してこだわったクラスAパワーアンプとなる。

 「S-05」の主な特長は以下の通り。

●定格出力:ノーマル時=30W×2(8Ω、A級動作)、60W×2(4Ω)、BTL=60W/ch(8Ω、A級動作)、120W/ch(4Ω)
●接続端子:ES-Link Analog×1、XLR×1、RCA×1
●M1Xを踏襲した贅沢な物量投入とシンプル&ストレートな回路設計思想
●デュアルモノーラル構成
●独自の電流伝送「ES-Link Analog」入
●バイポーラー、3パラレル・プッシュ/プル
●940VAの大型EIコア電源トランス
●チャンネル独立の大容量カスタム整流コンデンサー(10,000μF×4/ch)
●バランス構成の入力アンプ
●2台を組み合わせ、BTL、バイアンプに対応
●寸法:W445×H191×D444mm(突起部含む)

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