フランス、Devilaet(デビアレ)から、同社のネットワークスピーカー「Phantom」シリーズ専用オーディオインターフェイス「Arch」が本日発売された。価格は¥56,900(税込)。

 Phantomシリーズのスピーカーは繭のような可愛らしい本体に同軸型を中心としたスピーカーシステムを搭載、アナログの洗練さとデジタルのパワーを兼ね備えた特許技術「アナログ・デジタル・ハイブリッド・テクノロジー(ADH)」によってパワフルなサウンドを実現する。

画像1: デビアレのワイヤレススピーカー「Phantom」シリーズで、アナログレコードも楽しめる。オーディオインターフェイス「Arch」が本日発売

 Phantomシリーズは無線やBluetooth経由で音楽を再生するワイヤレススピーカーだが、今回の「Arch」を加えることでレコードなどのアナログ信号も伝送できるようになる。ちなみにArchについては昨年2月に発売が予告されており、今回ようやく実現したことになる。

 ArchはステレオのRCA端子を1系統搭載し、ここから入力されたアナログ信号を96kHz/24ビットのリニアPCMに変換、デジタル領域でイコライゼーション・増幅を行った後、Phantomスピーカーに伝送する。その際には48kHz/24ビットのハイレゾクォリティで信号が送られるという。

 入力端子はアナログフォノ入力(MM/MC対応)、アナログライン入力、さらに2系統の同軸デジタルの3種類に切り替え可能で、どの信号をつなぐかはアプリ(Devialet app)から指定すればいい。

画像2: デビアレのワイヤレススピーカー「Phantom」シリーズで、アナログレコードも楽しめる。オーディオインターフェイス「Arch」が本日発売

「Arch」の主なスペック

●接続端子:RCA 1系統(Phono、Line、S/PDIF切替え式)
●出力信号:Wi-Fi、Ethernet(Phantom専用)
●対応カートリッジ:MM/MC
●Phono入力:入力インピーダンス47kΩ、RIAA偏差±0.1dB
●ネットワーク:Wi-Fi(a/b/g/n/ac 2.4GHz&5GHz)、Ethernet RJ-45 10/100/1000Mbps
●寸法/質量:W110×H37×D110mm/400g

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