Sonos Japan広報は昨日、同社アプリ「Sonos S2」のソフトウェアをアップデート、新たにDTSデジタルサラウンドデコードなどの機能を追加したと発表した。対象製品のユーザーは、アプリ上で最新のアップデート状況を確認可能だ(『設定』→『システム』→『システムのアップデート』→『アップデートを確認』)。

 昨日のSONOS Beam(Gen2)発売のニュースでもお知らせした通り、「Hollywood@Home(ハリウッドを自宅で)」というトレンドは引き続き大きくなっている。最近の米国における同社の調査では、回答者のうち60%が新作映画を映画館で見るより自宅で見たいと回答しているそうだ。

 このような状況を踏まえSonosは、DTSのデコードに対応することで、お気に入りのコンテンツをより簡単に、より臨場感あふれる体験ができるようにしたという。今回のアップデートは、誰でも簡単に素晴らしい音を体感でき、どんなエンタテインメントにも対応する製品で、すべての人にハイファイサウンドを提供したいというSonosの取り組みの新しいステップとのことだ。

画像: SONOS「Arc」「Beam (Gen 2)」などの主要モデルで、DTSのデコードが可能に。「Sonos S2」アプリのアップデートで新機能を追加

 今回のアップデートで追加された機能は以下の通り。

●DTSデコードに対応
 「Arc」「Beam(Gen 2)」「Beam (Gen 1)」「Playbar」「Playbase」「Amp」の製品において、DTSのデコードをサポート。DTSコンテンツをストリーミングしている場合、Sonosアプリの再生画面にバッジが表示される。

●RoamとMoveのバッテリーセーバー機能
 Sonosアプリでバッテリーセーバーを有効にすると、対象スピーカーが30分間アクティブでなかった場合自動的に電源が切れるようになった
(『設定』→『製品名』→『電源:バッテリーセーバー』)。電源を切った状態で、Moveは最大30日間、Roamは最大70日間バッテリー残量を保持する。バッテリーセーバーを有効にしている場合、音楽再生を始める前に手動でRoamとMoveの電源ボタンをオンにする必要がある。

●再生画面でのEQ設定
 音楽をストリーミングしているiOSユーザーは、Sonosアプリの再生画面で、トレブル、ベース、ラウドネスなどのEQ設定を調整できる。再生画面の音量スライダーバーをタップし、右側にあるイコライザーボタンを押すだけでEQ設定にアクセス可能。Androidへの対応は数ヵ月後に予定されている。

 さらにSONOSでは、Amazon Music Ultra HDとDolby Atmos Musicへの対応も近日中に予定しているそうなので、お楽しみに。

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