内外のヴィンテージ10cm口径フルレンジユニット=DIYエンクロージュアによる聴き比べも
『管球王国』102号の巻頭特集企画は「管球式と半導体式の最新フォノイコライザー 16機種試聴」です。フォノイコライザーはアナログ再生のキーコンポーネントです。管球式と半導体式の注目モデルの音質を徹底試聴します。
ヴィンテージ関連では、「実践ラボラトリー=フルレンジユニットをDIY箱で愉しむ/ヴィンテージ10cmフルレンジユニット篇」で、アルテックやJBLなど海外の名ブランドから知られざる国産ブランドのユニットまで16種のヴィンテージフルレンジユニットを聴き比べます。さらに「ジェンセンA12研究=30cm励磁型フルレンジユニット/フルレンジ/2ウェイ/3ウェイ再生を検証する」では、パーマネントスピーカーが普及する以前の1930年代から40年代頃に数多く流通し、音が良く比較的入手しやすいフィールド型スピーカーのひとつジェンセンA12のバリエーションを聴き比べ、2ウェイ/3ウェイ化など音の発展の可能性も探ります。
実験工房「最新MM型カートリッジの進化を聴く 20機種の聴き比べ」は、普段使いしやすい価格帯からハイグレードクラスまで、MC型とは異なるMM型ならではの音の魅力を追求。熟達した設計者によるアンプ製作を展開する「マイ・ハンディクラフト」は、管球式で初めて光カートリッジに対応するフォノイコライザーの考察と、英国古典直熱管PX25プッシュプルパワーアンプの製作記です。