ベッドフォードサウンドは、日本初上陸となるスウェーデンのスピーカーブランド「Larsen」から、フロアスタンディングタイプの「Model 9」「Model 8.2」「Model 6.2」と、センター用の「Model SC」の取り扱いを開始した。価格は下記の通り。

・Model 9  ¥1,495,000(ペア)
・Model 8.2 ¥760,000(ペア)
・Model 6.2 ¥450,000(ペア)
・Model SC ¥270,000(1台)
※価格は全て税別

▲Model 8.2

 Larsenは、スウェーデンの音響技術者であった故・スティグ・カールソン氏の「オルト・アコースティック理論」を元に、ジョン・ラーセン氏が現代の技術を駆使して進化させたスピーカーブランドである。

 オルト・アコースティック理論とは、リスニング環境の前後左右の壁と床、天井を構成する六面体としての部屋、スピーカー、リスナーまでを含めた全体をひとつのシステムとみなし、そのすべての直接⾳と反射⾳の⾳量、タイミング、位相などの相互作⽤をシステマティックに捉えようとした包括的音響理論、としている。

 Larsenのスピーカーの最大の特徴は、スピーカーを壁に近づけて設置することで、壁の反射を活用し、コンパクトな筐体から十分な低音を鳴らすとともに、演奏会場のように立体的な音場を表出させようという設計だ。そのため、吸音材や反射を考慮したオーディオ用のリスニングルームを必要としない、一般的な家庭の部屋向けのスピーカーと言える。

 中核モデルとなるModel 8.2は、バスレフ型の2.5ウェイ5スピーカー。ミッドレンジとトゥイーターは傾斜バッフルに設置され、斜め上方に音を放射。ミッドレンジ下部前の平坦な部分には、アンビエント用トゥイーター2基を上向きに配置している。ウーファーは本体下部に設けた独立した気室に格納されており、側面のポートから音を放射する。使用ユニットはすべてスキャンピーク社製となっている。

▲Model 8.2のミッドレンジとトゥイーター部分

 2ウェイ2ドライバーのセンタースピーカーModel SCは、Model 6.2/8.2用としており、同種のユニットを使用していることによりサウンドバランスを統一することができる、としている。

画像: ▲Model SC

▲Model SC

Model 9の主な仕様
構成:2.5ウェイ5ドライバー(低音用×2、高音用×3)
最大入力:200W
能率:88dB
再生周波数帯域:23Hz~20kHz
インピーダンス:4Ω
外形寸法:W300×H930×D378mm
質量:25kg(1台)

Model 8.2の主な仕様
構成:2.5ウェイ5ドライバー(低音用×2、高音用×3)
最大入力:200W
能率:88dB
再生周波数帯域:23Hz~20kHz
インピーダンス:8Ω
外形寸法:W278×H916×D328mm
質量:25kg(1台)

Model 6.2の主な仕様
構成:2ウェイ2ドライバー(低音用×1、高音用×1)
最大入力:100W
能率:88dB
再生周波数帯域:26Hz~20kHz
インピーダンス:8Ω
外形寸法:W230×H750×D260mm
質量:12.5kg(1台)

Model SCの主な仕様
構成:2ウェイ2ドライバー(低音用×1、高音用×1)
最大入力:100W
能率:88dB
インピーダンス:8Ω
外形寸法:W430×H273×D195mm
質量:7kg

その他詳しくはベッドフォードサウンド・ホームページをご参照ください。

This article is a sponsored article by
''.