ヴィンテージ企画はアルテックの38cm同軸ユニット604歴代モデル試聴です
1995年8月の創刊以来、『管球王国』は100号を迎えることとなりました。記念号から装丁も新たに生まれ変わります。100号記念特集企画は「ブランド25年の集大成モデル」です。本誌創刊から25年を超え、真空管アンプは格段の高みに達し、アナログ機器とスピーカーの進化も続いています。製品ジャンルを超えて、ブランドの思想が明確な最新コンポーネントで現在の「集大成」の音の世界を探ります。ヴィンテージ企画は「アルテック38cm同軸型604 歴代モデルを聴く」です。38cm同軸ユニットとして名高いアルテック604の歴代モデルを集め、初代からの変遷をアルテック612銀箱で試聴します。実験工房「300B現行管の真価を探る 新旧18種聴き比べ」は、最も人気のある出力管300Bの現行/ヴィンテージ管を集めて差し替え試聴を行ないます。熟達した設計者によるアンプ製作を回路図とともに展開する「マイ・ハンディクラフト」は、欧州の古典直熱管を代表する存在であるPX25のシングル・モノーラルアンプ、左右独立のボリュウムとVUメーターを装備しクラシカルな意匠でまとめた半導体式プリアンプが登場します。