ヤマハは、手軽にテレビの音を聴きやすくグレードアップできるエントリーモデルのサウンドバー「SR-B20A」を、5月中旬に発売する。市場想定価格は￥26,800前後（税込）。
今回登場したSR-B20Aは、高さ方向の音場も再現ができるバーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」や、人の声を聴きやすくするヤマハ独自の「クリアボイス」、低音を増強する「バスエクステンション」機能を搭載している。
さらにARC対応HDMI端子の採用により、対応テレビとつなぐだけでテレビの音をグレードアップできる。他にもBluetoothでの音楽再生、専用アプリによる操作にも対応した。テレビ番組や映画、ゲームといった映像コンテンツはもちろん、音楽ソースも没入感の高い音で楽しめる製品として、初めてサウンドバーを購入するという人を含めた幅広いユーザ-にお薦めのモデルとなっている。
＜主な特長＞
バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」に対応し、高さ方向のバーチャル音場も再現
前方・左右・後方に加え、高さ方向の音までバーチャルで再現する3Dサラウンドモードを搭載することで、映像と音声の一体感に優れた音場を再現する。さらに、3Dサラウンドモードと4種類のサラウンドプログラム（スタンダード/映画/ゲーム/ステレオ）の掛け合わせにも対応し、コンテンツに合わせた最適な3D音場を再現して、映像・音楽の世界への没入感を深める。
トータル6基のスピーカーユニットを搭載した本格仕様
ワンボディの本体に、真円形5.5cmフルレンジスピーカー×2（フロントL/R）と2.5cmトゥイーター×2（フロントL/R）に加え、7.5cm口径サブウーファー×2基を搭載。
上質なファブリックを使用したスタイリッシュなデザイン
エッジ部分に柔らかな丸みを持たせたラウンドフォルムの本体には、耐久性に優れたファブリックカバーを採用。高さ5.3cmの薄型ボディは、テレビの前にも設置できる。天面に搭載したタッチセンサー式の操作ボタンは、軽く触れるだけで電源や音量などを操作できるほか、チャイルドロック機能も搭載している。
Bluetooth.ワイヤレス音楽再生に対応
スマートフォンやタブレットなどの音楽コンテンツをBluetoothで再生可能。独自の音質改善技術「ミュージック・エンハンサー」やAACコーデックへの対応により、圧縮音源も高音質で楽しめる。Bluetoothのマルチポイント接続にも対応しており、2台の機器を簡単に切り替えて再生も可能。
「Sound Bar Remote」による操作が可能
専用アプリ「Sound Bar Remote」をインストールすれば、電源ON/OFF、音量調整、入力切替のほか、4種類のサウンドプログラムの切り替え、LEDインジケーターのディマー設定も手軽に可能。
「SR-B20A」の主なスペック
●型式：3ウェイ6スピーカー、密閉型＋バスレフ型サブウーファー
●使用ユニット：2.5cmドーム型トゥイーター×2（フロントL/R）、5.5cmコーン型フルレンジ×2（フロントL/R）、7.5cmコーン型サブウーファー×2
●実用最大出力（JEITA）：30W×2（フロントL/R）、60W（サブウーファー）
●デコーダー機能：PCM（ステレオ）、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックⅡ、DTS、MPEG2 AAC（5.1chまで）
●接続端子：HDMI×1（ARC対応）、デジタル音声入力×2（光）、USB×1（アップデート専用）
●Bluetoothコーデック：SBC、AAC
●消費電力：25W（待機時0.2W、HDMIコントロールオフ、Bluetoothスタンバイオフ時）
●寸法/質量：W910×H53×D131mm (テレビ前置き設置時)/3.2kg
