HiVi誌でことあるごとに言及している通り、HiViの4大テーマは、「大画面、高画質、高音質、サラウンド」。つまり、映画鑑賞においては、映像とともに音がとても重要な役割を果たすということ。これは、「映画において音と映像の役割は“フィフティ・フィフティ”」だとジョージ・ルーカスが語っていたこととまったく同趣旨。
昨年日本公開された映画『ようこそ映画音響の世界へ』で、このことを改めて思い出した本誌読者も少なくないはず。この3月には、本作のBDが発売されたばかり。そこで、5月号では「この映画音響がすごい!」と題して、映画音響にフォーカスした特集を実施。
ここで紹介する映画音響をどう楽しむか? となればホームAVシステムの出番。いくら名作映画といえども、優れた音響設備の映画館で上映される機会は少ないもの。しかも、現代の家庭用AV機器の発展は著しく、『ようこそ映画音響の世界へ』で紹介されなかったドルビーアトモスのリミックス音声も家庭で聴取可能なのだから。
ご自宅のオーディオ、AVシステムがしっかり映画音響を再生できているかどうか? それは、そのままシステムが実力を発揮できているかどうかの尺度になる。映画鑑賞環境向上のお供に、HiVi5月号をぜひご一読を。