HIFIMAN JAPANから、新作ヘッドホン「HE-R10 Dynamic Version」が、4月15日に発売される。価格は¥138,800(税込)。
HE-R10 Dynamic Versionは、振動板の表面に特殊なナノ粒子をコーティングしたオリジナルの「トポロジー振動板」を採用したヘッドホン。新作ではその粒子に改良を施すことで、振動板自体の歪の制御をよりきめ細かく行なえるようになったそうで、結果、より明瞭なサウンドを奏でられるようになったという。
そのドライバーは50mm径のダイナミック型で、レアメタルを採用したパーツ、強力なボイスコイルなどを組み合わせることで、実に35kHzという超高域までの再生能力を持つという。
イヤーカップやヘッドバンドには、厳選した素材――CNC加工された木材や航空機グレードのアルミニウム――を採用し、高級感も演出している。
なお、ケーブルの脱着にも対応しており、付属ケーブルには、プラグが3.5mmステレオミニ仕様、XLRバランス仕様、6.35mm標準ジャック仕様の3本が用意されている。
さらに本機には、Bluetoothトランスミッター「BlueMini」も同梱されており、同パーツをヘッドホンに装着すれば、ワイヤレスヘッドホンとして使うこともできる。
対応コーデックはSBC、AAC、aptXに加え、aptX-HD、LDACもサポートしており、各種専用ポータブルオーディオプレーヤーと高音質な接続・再生が楽しめるようになる。
また、BlueminiにはUSB Type-C入力も装備していることから、パソコンやスマートホンとダイレクトにUSB接続することも可能で、BlueminiをUSB DACとして使うこともできるようになっている。
HE-R10 Dynamic Versionの主な仕様
搭載ユニット:50mm径トポロジー振動板採用ダイナミック型ドライバー
周波数特性:10Hz~35KHz
インピーダンス:32Ω
感度:100dB
コネクター:3.5㎜バランス端子
質量:337g
付属品:Bluemini、ヘッドホンケーブル3種類(3.5mmステレオミニ、XLR、6.35mm標準ジャック)
Blueminiの主な仕様
通信規格:Bluetooth
対応Bluetoothコーデック:SBC、AAC、aptX、aptX-HD、LDAC
周波数特性:20Hz~20kHz
アンプ出力:230mW(実測)、1125mw(理論値)
TDH:0.1%以下(@1W/1kHz)
SNR:95dB
再生時間:7~10時間
入出力:Bluetooth、USB Type-C
質量:25g