ディーアンドエムホールディングスから、米Polk Audioのサウンドバー「REACT」が3月上旬に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥30,000前後。

画像1: Polk Audio、ワンバータイプのサウンドバー「REACT」を3月上旬に発売。Alexa Built-inで音声操作にも対応

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 Polk Audioは、上記の関連記事で紹介しているように、来年創業50周年を迎える伝統のオーディオブランド。今回発売されるREACTは、ディーアンドエムホールディングス取り扱いとしては、昨年6月に発売されたサウンドバー「SIGNA S3」以来、第2弾となる製品だ。

 米国のサウンドバー市場は、およそ1200億円(2019年)もの規模があるそうで、これは日本の20倍近くにもなるという。Polk Audioはそこで約4%のシェアを獲得していて、金額に換算すると、Polk Audioだけで日本のサウンドバー市場全体の規模と同等になる計算だ。

 そのREACTは、ワンバータイプのサウンドバーで、一番の特徴はAIアシスタント「Amazon Alexa」を内蔵しているところ(Alexa Built-In)。別途「Echo」などのスマートスピーカーを接続しなくても、本REACTに話しかけるだけで、本機やネットワーク内にある各種機器を音声で操作することができるようになる。本体上面中央には、「Amazon Echo Dot」とほぼ同等のパーツが搭載されているので、Alexaの操作に慣れているユーザーは、すぐに使いこなせるだろう。

画像2: Polk Audio、ワンバータイプのサウンドバー「REACT」を3月上旬に発売。Alexa Built-inで音声操作にも対応

 製品としてはワンバータイプということで、ユニットは25mmトゥイーター2基、96×69mmウーファー2基の2ウェイ4スピーカーの仕様。さらに110×100mmのパッシブラジエーターを2基内蔵しており、密閉型のボディと合わせ、低音をより一層増強する仕様としている。

 接続端子は、ARCに対応するHDMI、光デジタル音声入力を備え、さらにBluetooth(コーデックはSBC、AAC)、無線LANに対応しており、ホームシアター用途だけでなく、スマートホンと組み合わせたり、音楽ストリーミング(Amazon Music、Spotify)を楽しむこともできる。なお、HDMIでARCを使う場合、放送用の音声コーデックAACのデコードには対応しないので、送り出し側(テレビやプレーヤー/レコーダー側の音声出力設定をPCMにしておくといい)の設定に注意したい。ドルビーデジタル、DTSのデコードには対応する。ちなみに、ドルビーアトモスなどの3次元音響フォーマットには対応しない。

画像3: Polk Audio、ワンバータイプのサウンドバー「REACT」を3月上旬に発売。Alexa Built-inで音声操作にも対応

 サウンドモードは「ムービー」「ミュージック」「スポーツ」「ナイト」「Voice Adjust」の5種類を備え、Voice Adjustはその名の通り音声(声)をクリアに再現するもので、3段階のレベルから好みのもの(効果)を選択が可能。

 外装は、SIGNA S3で好評だったグレーのファブリックを採用。汚れが目立たず、インテリアとしても映えるデザインとしている。

REACTの主な仕様
搭載ユニット:25mmトゥイーター×2、96×69mmウーファー×2、110×100mmパッシブラジエーター×2
対応Bluetoothコーデック:SBC、AAC
無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)
音楽ストリーミングサービス:Amazon Music、Spotify Connect
音声操作:Alexa Built-in
接続端子:HDMI(ARC)、デジタル音声入力(光)
対応音声フォーマット:ドルビーデジタル、DTS、リニアPCM
消費電力:30W
寸法:W864×H57×D121mm
質量:2.9kg
付属品:リモコン、単4形乾電池×2、HDMIケーブル(2m)、光デジタルケーブル(1.8m)、電源コード、クィックスタートガイド、壁掛け用スペーサー×2、壁掛け用テンプレート

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