パナソニック システムソリューションズ ジャパンから、BS4K放送や高度ケーブル自主放送に対応したCATVデジタルセットトップボックス(CATV STB)「TZ-LT1500BW」、および「TZ-HT3500BW」が、2021年2月に発売される。
TZ-LT1500BW、およびTZ-HT3500BWは、BS4K放送対応チューナーを2基搭載したケーブルテレビ用のSTB(セットトップボックス)。その他は3チューナーとなる。トランスモジュレーション、パススルーどちらの方式にも対応する。
また、USB HDDへの録画機能もあり、BS4K放送を視聴しながら、(BS4Kの)裏番組の録画も可能だ。2番組同時録画(BS4Kはシングル録画)にも対応する。TZ-LT1500BWはチューナーのみのシンプルタイプ。TZ-HT3500BWは2TBのHDDを内蔵し、本機のみで番組の録画・再生を楽しめる多機能タイプとなる。ちなみに、両モデルとも新4K/8K衛星放送で使われているACASチップに対応しており、本機の導入によって、従来のC-CASからの置き換えも行なえることになる。
また、同社がこれまで展開してきている、STBの設置作業を効率化する「設置効率化」機能にももちろん対応。クラウドサービスを使うことで、置き換え前のSTBの情報を、本機に引き継ぐことができるようになっている。
TZ-LT1500BW/TZ-HT3500BWの主な特長
・4K放送に対応した新ベーシックモデル/HDD内蔵モデル(HT3500BWのみ)
・STB設置設定時の作業を効率化する「設置効率化」機能に対応
・トリプルチューナーを搭載し(BS4K放送対応は2チューナー)、2番組録画に対応
・無線LAN子機を搭載し、各種動画配信サービスに対応
・使いやすい各種機能(アプリ起動ボタン、ゆっくりはっきり再生、新番組/特番おしらせ)を搭載
・外出先からの番組視聴やHDD録画番組の再生ができる「リモート視聴」に対応(※4K番組除く)
・番組持ち出し機能に対応(※4K番組除く)
・ホームサーバー機能対応
・ハイブリッドキャスト対応