パナソニックは、2020年4月に発売したテクニクスおよびパナソニックの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ70W」「RZ-S50W」「RZ-S30W」について、操作性・接続性を向上するファームウェアおよびアプリのアップデートを本日（12月7日）からスタートする。
専用アプリの「Technics Audio Connect」「Panasonic Audio Connect」で外音モードの切り替え/オフの選択をカスタマイズできるほか（EAH-AZ70W、RZ-S50Wのみ）、タッチセンサー操作を一括で無効にできるようになる。また機器とイヤホンを接続する際の接続性の改善も行われる。
ファームウェアのバージョンの確認方法や最新ファームウェアの更新方法は、下記のサポートサイトで公開されている。
外音コントロール操作設定のイメージ
対象機種およびアップデート後の本体ファームウェア・アプリのバージョン
■本体
テクニクス EAH-AZ70W（JMS1ZU 01.91）
パナソニック RZ-S50W（JMS1ZU 01.91）、RZ-S30W（JMS1ZT 01.40）
■アプリ
テクニクス Technics Audio Connect 1.6.0
パナソニック Panasonic Audio Connect 2.6.0
アップデート内容
●EAH-AZ70W、RZ-S50Wについて、アプリに外音コントロールの操作のカスタマイズができる項目を追加。タッチセンサーの長押しで切り替えるモードを「ノイズキャンセリング」「アンビエント（外音取り込み）」「外音コントロールオフ」から選択できるようになる。
●アプリにタッチセンサー操作を一括で無効にする項目を追加。音楽操作(再生/停止、曲送り/曲戻し)、音量操作、電話操作、外音コントロール、音声アシスタントのすべての項目を一括で無効に設定できるようになる。ペアリングや工場出荷に戻す操作などは本設定の有無に関わらずタッチセンサー操作が可能。
●充電ケースからイヤホン本体を取り出した後、イヤホン左右の間に頭や手指などの障害物がある場合の接続時間を改善。左右のイヤホンの同期時間の短縮を図り、より快適に接続できるようになった。
●イヤホン本体が正しく装着できるよう、装着方法やイヤーピースのサイズ等の案内がアプリのメニュー設定画面上から簡単に確認できるようになる。2020年10月のファームアップ時はイヤホン本体とアプリの初回接続時のみの表示だったが、今回のアップデートで、メニュー画面の項目としていつでも確認できるようになる。
イヤホンが正しく装着できるよう、アプリで取り付け方なども解説してくれる
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