ESOTERIC（エソテリック）から、同社最高峰のフラッグシッププリアンプ「Grandioso C1X」が発表された。定価￥3,500,000（税別）で、8月20日の発売を予定している。
Grandioso C1Xは、セパレートシャーシ構成、完全左右独立モノブロック構成の内部コンストラクションなど、同社の伝統技術を継承しながら、最新の回路技術で「Grandioso C1」を完全リニューアルしたモデルとなる。なお2020年7月時点で、対応するパワーアンプは開発中とのことだ。
Grandioso C1Xの主な特長は以下の通り。
●2シャーシ・デュアル・モノブロック構成
●シャーシに固定しないセミフローティング構造のプリアンプモジュールで更なる音の解放感を追求
●デュアルAC入力、デュアルDC出力のDCパワーサプライ
●大容量トロイダルコア× 4、Rコア×1の5トランス構成
●固定抵抗切替式でありながら、0.1dB/1,120ステップの解像度と滑らかなカーブを誇る新開発「ウルトラ・フィデリティー・アッテネーター・システム」搭載
●ディスクリート回路と同じように自らパーツや回路を選定し、高音質を追求した独自の集積型アンプモジュール「Integrated Discrete-Ampli.er Module IDM-01」を新開発
●入力セレクターには、機械接点の影響を受けず音質に優れたFET素子を採用
●「ES-LINK Analog」に対応した入力端子3系統、出力端子2系統を装備
●左右各4回路を使い、デュアルモノ・フルバランスに対応したESOTERIC-QVCSボリュームコントロール
●ウルトラ・ローノイズ・ロジックコントロール
●電流伝送強化型出力バッファー回路、ESOTERIC-HCLD（2,000V/μs）
●バッファー用安定化電源（EDLCスーパーキャパシターアレイ）
●操作フィーリングに優れた高精度ボールベアリング式セレクターノブ、ボリュウムノブ
●通常のライン入力の他、「AVスルー」設定が可能（全入力）
●両面にボタンを配し、同社製製SACD/CDプレーヤーやネットワークプレーヤー、DACの基本操作も可能なアルミ製高品位リモコン付属
「Grandioso C1X」の主なスペック
●接続端子：アナログ入力2系統（RCA）、XLR/ES-LINK入力3系統（切替式）、アナログ出力2系統（XLR）、ES-LINK出力2系統
●寸法/質量：本体W445×H132×D449mm（突起部含む）/20.2kg、電源W445×H132×D452mm（突起部含む）/29kg
