オーディオテクニカから、ベルトドライブターンテーブル「AT-LPW50PB」(市場想定価格5万円前後)が発表された。発売は5月15日の予定だ。
![画像: アナログレコードを高音質で楽しみたいユーザーに向けて、オーディオテクニカがベルトドライブターンテーブル「AT-LPW50PB」を5月15日に発売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2020/05/08/ee69f0a2cc9190cfe942b8ffed9cc044c057ff59.jpg)
世界的なアナログレコードブームは今もなお続いており、日本国内でもレコードの生産数が6年連続で増え続ける(2020年1月 レコード協会調べ)など、文化としてすっかり定着している。同社ではそんなアナログレコードをより楽しんでもらうためのアイテムとして新製品を発売する。
AT-LPW50PBは、アナログレコードを高音質で楽しみたいユーザーに向けた、ピアノブラック仕上げの新製品だ。モーターにはスピードセンサーを搭載し安定した回転を保持、制振設計を施したアルミニウム合金ダイキャスト仕上げのプラッターとラバーマットを採用している。厚さ30㎜の高剛性MDFシャーシは、モーターやプラッターの回転を安定させ、不要振動を抑えるなど音質向上にも寄与する。
付属のカートリッジには、同社製VM型「AT-VM95E」の特別なブラックカラーモデルを、ヘッドシェルには専用の「AT-HS4」を採用。カートリッジは「AT-VM95シリーズ」と互換性があるので、別売の交換針に換えて音の違いを楽しめるだけでなく、さらなる高音質を追求することもできる。ストレート型のトーンアームには、音質を重視した設計で軽量かつ高強度なカーボンファイバー素材が採用されている。
![画像: 出力端子の右横に内蔵フォノイコライザーのオン/オフ切り替えスイッチを装備](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2020/05/08/c4ab685775b93140f64b261cb08180f6324a92ed.jpg)
出力端子の右横に内蔵フォノイコライザーのオン/オフ切り替えスイッチを装備
AT-LPW50PBのその他の特長は以下の通り。
●33/45回転に対応可能なベルトドライブ方式のターンテーブル
●安定した回転を保持するスピードセンサーを搭載した、高精度DCモーターを採用
●調節可能なアンチスケート機構
●制振設計を施したアルミニウム合金ダイキャスト仕上げのプラッターとラバーマット
●VMカートリッジ「VM95E」の特別カラー仕様+専用ヘッドシェル「AT-HS4」を搭載
●油圧式アームリフター付き、軽量で高強度なカーボンファイバー素材を採用したストレート型トーンアーム
●ピアノブラック仕上げの高剛性MDFシャーシで不要振動を抑制
●フォノイコライザーを内蔵し、PHONO/LINE出力を選択可能
●ACアダプター採用の外部電源方式によりノイズの少ない回路設計