2019年に大きな話題を集めた、Netflix(ネットフリックス)の配給作品『ROMA/ローマ』が、6月3日BDで発売される。本編135分を1080pで収録、音声はスペイン語のドルビーアトモスという仕様だ。ディスクは2層50Gバイト。発売・販売元はハピネットで定価¥5,000(税別)。
『ROMA/ローマ』は、政治的混乱に揺れる1970年代のメキシコで、ひとりの家政婦と雇い主一家の関係を、巨匠アルフォンソ・キュアロンが鮮やかに、かつ感情豊かに描いた作品だ。
第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で、最高賞にあたる金獅子賞を受賞。さらに、第91回アカデミー賞でも作品賞を含む同年度最多タイの10部門でノミネートされ、外国語映画賞、監督賞、撮影賞の3部門を受賞している。
本作はこれまではネットフリックの独占配信だったが、今回パッケージメディアでも楽しめるようになるわけで、コレクターには喜ばれるだろう。映像特典は、キュアロンの製作現場に密着したメイキングドキュメンタリーを含む170分越えの映像を収録、ブックレットも付属している。
『ROMA/ローマ』(C)2018 Espectaculos Filmicos El Coyul, S. De R.L. De C.V. All rights reserved.