ハーマンインターナショナルは「CES2020」の会場で、同社が展開するJBLブランドから、ゲーミングに特化し独自のテクノロジーを搭載した最新ヘッドセット「JBL Quantum(ジェービーエルクオンタム)」シリーズ 全7モデルを発表した(日本導入モデルは未定)。

 ゲーミングの世界では、どんなヘッドセットを使うかによって勝敗が大きく左右される。JBL Quantumは、ゲーミングのために専用開発した音響技術「JBL QuantumSOUND Signature(JBLクオンタムサウンドシグネチャー)」により、リアルな没入感をもたらす音響空間と正確な音の位置情報を提供。スリルあふれるFPS(First Person Shooter)ゲームから、MOBA(Multi player Online Battle Arena)バトルまで、より確度の高いゲーミングが楽しめるという。

画像: 「JBL QUANTUM ONE」

「JBL QUANTUM ONE」

 さて、JBL Quantumシリーズは有線モデル「JBL Quantum100/200/300/400/ONE」と無線対応モデル「JBL Quantum600/800」がラインナップされる。

 このうち「JBL Quantum300/400/600/800」は、JBL QuantumSURROUND(JBLクオンタムサラウンド)音響テクノロジーを搭載する。これにより、縦横両方に拡がる、広大で立体的な音場が実現できたという。

 トップモデルの「JBL Quantum ONE」は、音響テクノロジー「JBL QuantumSPHERE 360
(JBLクオンタムスフィアサンロクマル)」を搭載。独自のアルゴリズムと内蔵されたヘッドトラッキングセンサーにより、相手の動きや周辺の状況を瞬時に的確に把握できるようになっている。

 さらに「JBL Quantum100/200/300/400」のイヤークッションは長時間の使用でも快適なPUレザーと形状記憶の低反発クッションを、「JBL Quantum 600/800/ONE」には高級プレミアムレザーと形状記憶の低反発クッションを採用するなど、装着性にも配慮されている。これにより、長時間プレイしていても頭や耳が痛くなるなどのストレスを感じることはなさそうだ。

 「JBL Quantum」シリーズは、PC、Mac、Xbox、PlayStation、ニンテンドーSwitch、携帯、VRなど多くのプラットフォームに対応。2020年4月に世界同時発売される予定だ。

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