オーディオテクニカは、アメリカ・ラスベガスでスタートした世界最大級の家電見本市「CES2020」に出展、新製品を発表した。各製品の特長は以下の通りで、日本での発売時期等は未定となっている。
ノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン「ATH-ANC300TW」
QUIET POINTシリーズ初の完全ワイヤレスイヤホンで、ハイブリッド・デジタルノイズキャンセリング機能も搭載している。BluetoothのコーデックはSBC、AAC、aptXに対応済み。
ドライバーにはDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングを施した5.8mmタイプを搭載する。再生時間は最大約4.5時間で、バッテリーケースを使えば最大約18時間。TWS Plus(トゥルーワイヤレスプラス)にも対応済みで、遅延を抑えた音楽再生が楽しめるだろう。
ベルトドライブターンテーブル「AT-LPW5-PB」
ブラック仕上げの木製キャビネットを採用したベルトドライブ方式のターンテーブル。同社製VMカートリッジ「VM95E」のブラック仕上げと専用ヘッドシェルが付属し、フォノイコライザー機能も内蔵している。
スピードセンサーを搭載した高精度DCモーターを搭載し、33 1/3回転と45回転が再生可能。トーンアームはカーボンファイバー素材を使ったストレート型で、油圧式アームリフターも標準装備されている。北米での予定価格は399ドル。
ダイナミックヴォーカルマイクロホン「ATR1300x」「ATR1100x」他
ATR1300xは、ライブ配信などのヴォーカル収録や楽器演奏に適したプロ仕様のマイクロホン。強靱なダイキャストボディの採用が特長で、北米での価格は35ドルを予定。
ATR1100xは、よりリーズナブルな価格で、カラオケやプレゼン等にも使える汎用的なラインナップとなる。こちらの北米価格は19.99ドルの予定。会場ではこの他にも10モデルほどのマイクロホンの新製品が展示される。