1月のNHK 8K放送は、「1月は8Kで復活!あなたも歴史の目撃者」と題して過去の貴重なアーカイブが8Kでどのように蘇ったかを特集する。
なかでもStereoSound ONLINE読者諸氏必見が、2020年1月5日(日)から毎週日曜21:00に放送される、『8Kスペシャル「いまよみがえる伝説の名演奏・名舞台』だ。
ドイツ大手プロダクションのアーカイブに-4度の環境で冷凍保管されていた35mmフィルムには、カラヤン、バーンスタイン、ベーム、クライバーなど、20世紀の巨匠たちの名演奏がマスター・ネガとして収録されていた。
今回NHKではそれらの貴重なフィルムを独自に8Kの超高精細映像と22.2ch立体音響にリマスターし、伝説の演奏を現代に復活させたそうだ。今回放送されるのは以下の5つの演奏だ。
●1月5日(日)21:00〜
レナード・バーンスタイン指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ほか
ベートーベン「交響曲第9番・合唱付き」(1979年9月収録)
●1月12日(日)21:00〜
カルロス・クライバー指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ほか
ブラームス「交響曲第2番」ほか(1991年10月収録)
●1月19日(日)21:00〜
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー「交響曲第4番、第6番 悲愴」(1973年12月収録 )
●1月26日(日)21:00〜
カール・ベーム指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団1973年
モーツァルト「交響曲第29番、第40番、第41番 ジュピター」(1973年6月収録)
●2月2日(日) 21:00〜
レナード・バーンスタイン指揮 ロンドン交響楽団ほか
マーラー「交響曲第2番 復活」(1973年9月収録)
この番組の放送を記念して、『追体験!伝説の名演奏〜8K技術で蘇生するカリスマ指揮者たち』という紹介番組もオンエアされる。そしてこの紹介番組では、お馴染み麻倉怜士さんが解説を務めるという。8Kラバー&8K応援団を自認する麻倉さんが、8Kのどんな魅力を紹介してくれるのか、ぜひご覧いただきたい。
『追体験!伝説の名演奏〜8K技術で蘇生するカリスマ指揮者たち』の放送予定は以下の通り。4K、8Kそれぞれでオンエアされる。
4K版 12月21日(土)19:30〜20:00
8K版 12月22日(日)17:30〜18:00
そしてこの番組の地デジ(NHK Eテレ)での放送も決定した。放送時間は12月22日(日)22:55~23:00なので、こちらもぜひチェックを。