ELAC(エラック)から、MIRACORDシリーズのターンテーブル新製品「MIRACORD 60」が発売される。価格は¥175,000(税別)、11月8日からの発売となる。

 2016年にエラック創業90周年記念モデルとしてリリースされた「MIRACORD 90」は、戦後同社のオーディオ事業を成功に導いた名機「MIRACORD」を復活させた執念のプロジェクトだった。その後もエラックはこの新たなカテゴリーを推進させ、2019年のミュンヘンショーで、この「MIRACORD 60」を発表している。

 1.5kgのアルミ・ダイキャスト製プラッターをレスポンスよく回転させるローノイズDCモーターは、光センサーによるPID制御で常に正確な回転数をキープする。さらにターンテーブル本体には、着脱可能なユニバーサルタイプのシェルが付属するカーボン製パイプを備えたトーンアームも搭載している。

 MIRACORD 60は、リーズナブルな価格設定で可能な限り造りのいいターンテーブルを製品化するというコンセプトで開発されており、これからアナログレコードを始めたいと考えているオーディオファンにも嬉しい製品になりそうだ。

画像: ミュンヘンショーで話題となったターンテーブル「MIRACORD 60」が本日から販売開始。ELACの歴史あるラインナップが、¥175,000で手に入る

「MIRACORD 60」の主なスペック

<ターンテーブル部>
●駆動方式:ベルトドライブ
●モーター:DCモーター
●回転速度:33/45rpm
●ワウフラッター:0.12%以下
●S/N:-65dB以上
●プラッター:1.5kg 300mm径22mm高アルミ・ダイキャスト製
●スピンドル:真鍮ブッシング・ステンレス・スチール
<トーンアーム部>
●タイプ:スタティック・バランス
●有効アーム長:228.6mm
●対応カートリッジ重量:3.5〜15.0g
●軸受け:ステンレス・スチール
<製品仕様>
●コネクター:RCAピンジャック
●消費電力:1.5 W(スタンバイ時0.5W未満)
●サイズ:W422×H145×D360mm/8.2kg
●備考:ダストカバー付属
※カートリッジ/RCAケーブル付属していません

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