ソニーからBluetoothイヤホン/ヘッドホン新製品が発表された。それぞれの型番と価格は以下の通り。
●Bluetoothイヤホン
「WI-1000XM2」 市場想定価格¥35,000前後(12月7日発売)
●Bluetoothヘッドホン
「WH-H910N」 市場想定価格¥30,000前後(11月9日発売)
「WH-H810」 市場想定価格¥20,000前後(11月23日発売)
同社のBluetoothイヤホンでは、7月に発売されたノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスタイプの「WF-1000XM3」が好評だ。新製品のWI-1000XM2はそれと同じくノイズキャンセリング機能を搭載しており、プロセッサーにもWF-1000XM3と同じQN1が採用されている。
違いはWI-1000XM2が首掛けタイプという点で、これはハイレゾの高音質とワイヤレスの開放感を兼ね備えた製品という位置づけだ。高音質のためにコーデックはLDACにも対応し、独自のアップコンバート技術DSEE HXやHDハイブリットドライバーシステムも採用されている。
ハイブリッドとは、9mmダイナミック型とBAドライバーのふたつを意味し、これにより低音から鮮やかできめ細かい高音までの広い帯域が再生できるようになっている。
また装着性も改善され、イヤーピースは斜め形状で耳にフィットしやすいアングルド方式となり、ネックバンドは柔らかいシリコン製に変更されている(前モデルは金属製)。これらの変更に伴ない、重さも58gまで軽量化されている。
バッテリーはフル充電で10時間使用可能で、10分の急速充電で約80分使えるとのことだ。
ヘッドホンタイプの2モデルは、新開発の25mmドライバーを搭載。アルミニウムドーム型振動板に柔らかいウレタンエッジを組み合わせて、広い再生帯域と高い感度を実現したという。
装着感については、ハウジングのコンパクト化、薄型化を進めたことで頭にフィットしやすい形状とした。イヤーパッドの接地面も増えて、耳への装着もより快適になっている。
H910Nにはノイズキャンセリング機能が搭載されており、通気構造の見直しによる遮音性の向上や、デュアルマイク(外音を拾うマイクと通話用マイク)を搭載するなどの工夫も施された。WH-1000XM3と同様な外音コントロールにも対応しており、20段階の外音取り込み調整やアダプティブサウンドコントロール、ホイスフォーカスといった機能も備えている。
バッテリー駆動時間は、H910Nが35時間(ノイズキャンセリング/オン)、H810は30時間をクリアー。10分の急速充電でH910Nは2.5時間(ノイズキャンセリング/オン)、H810は3.5時間の使用が可能となる。
なおソニーでは、本日から以下のふたつのキャンペーンを開催する。キャンペーン期間は本日から2020年1月14日までで、応募期間は同じく本日から2020年1月28日10:00までとなっている。
「オーバーヘッドバンドWinterキャンペーン」
●対象製品:WH-1000XM3、WH-H910N、WH-XB900N
●キャンペーン概要:対象製品を購入し、応募した方全員にもれなく3,000円をキャッシュバック
「ストリーミングWALKMAN×完全ワイヤレスキャンペーン」
●対象製品:WF-1000XM3+NW-A100シリーズ/NW-ZX500シリーズ
●キャンペーン概要:対象のイヤホンとウォークマン(いずれか)をセットで購入した方に5,000円をキャッシュバック