PDNが輸入販売を手がけるBluesound(ブルーサウンド)が、10月15日を目処にファームウェアアップデートを実施する。

 そのひとつ目は、ネットワークストリーマー/CDリッパー/ミュージックライブラリーの「VAULT 2i」がMQA-CDに対応する。MQA-CDは従来のCDフォーマットの中にハイレゾ信号を折りたたんで収録したディスクで、そのまま再生すると44.1kHz/16ビットの音楽CDとして、対応機器を使えばハイレゾで楽しめるというものだ。

 ウェアアップデートしたVAULT 2iでは、MQA-CDをビットパーフェクトでリッピングし、内蔵HDDに保存できる。これをMQA対応D/Aコンバーターと接続すれば、スタジオクォリティの音質で楽しめるわけだ。なおブルーサウンドの各製品はMQAのフルデコードに対応しているとのことだ。

 ふたつ目は、ブルーサウンドのコントロールアプリ「BluOS 3.6」が、クラシック音楽ストリーミングサービスIDAGIOに対応するというものだ。

 IDAGIOは、テクノロジー、ビジネス、デザインなどの専門家からなるチームによってベルリンで作成されており、クラシック音楽用にカスタマイズされた検索、200万を超えるライセンストラックのカタログ、専門家によって収集された楽曲やプレイリストを提供している。すべてCD品質の44.1kHz/16ビット/FLACで配信されているのも特徴だ。なお、日本向け配信サービスの開始時期は未定となっている。

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