ディーアンドエムホールディングスが輸入販売を手がけているイタリアのオーディオ・ファニチャーブランド「MUSIC TOOLS」より、4脚モジュラーシェルフ・ラック「ISOsquare Glass」とオーディオ・オプティマイズ・インシュレーター「SPILE HULLⅡ」が発売される。今回のラインナップは以下の通り。

●モジュラーシェルフ・ラックISOsquare(9月末から順次発売)
IRN18V¥140,000(税別、18cmタイプ)
IRN28V¥140,000(税別、28cmタイプ)
IRN40V¥140,000(税別、40cmタイプ)

●ストリームラインKIT SPILE-HULLⅡ(9月末から順次発売)
SLR204¥52,800(税別、RED、4個1組)
SLN204¥52,800(税別、BLK、4個1組)

●ストリームラインスパイク受けFLOOR-SAVER(11月末から順次発売)
SEIX30¥6,000(税別、30mm径、4個1組)

 Music Toolsは、ガラス工芸メーカー出身の兄クリスティアーノ・バスティアネリと家具デザイナーである弟ダビデ・バスティアネリによって1997年にイタリアで設立されたブランドで、オーディオやホームシアターシステム用のモジュラーシェルフ・システムからスタートした。Music Toolsのオーディオ・ファニチャーは、オーディオコンポーネントのポテンシャルを引き出すだけでなく、ガラスを用いた、優れたデザイン性で高く評価されている。すべての製品がイタリアでデザイン/製造されている点も特徴だ。

 今回発売されるISOsquare Glassシリーズは、強化ガラスを使用し、デザイン性とオーディオラックに求められる高い制振効果を両立させた4脚型ラックだ。同社従来のモジュラーシェルフ・ラックは、すべて3脚型で、安定性が高い反面、接地面積が大きくなるなどのデメリットがあった。

 今回のISOsquare Glassは、4脚式とすることで設置面積を抑え、ケーブルの取回しにも配慮している。ラックの高さは、18/28/40cmが準備され、愛用の機器に合わせて自由に選べるようになっている。また各モデルには、20mm径のスパイク受けも4枚付属している。

画像: SPILE HULLIIシリーズのRED(左上)とBLK(右下)

SPILE HULLIIシリーズのRED(左上)とBLK(右下)

 同時発表されたSPILE HULLIIシリーズも、ガラスを使用した高いデザイン性と制振効果を両立させたインシュレーターとなる。使い方は様々で、スピーカーの下にスパイク受けとして置いてもいいし、付属のM8ボルトでスピーカー本体に取り付けることもできる。イタリアンロッソ(レッド)、イタリアンネーロ(ブラック)の2色を準備している。

 最後のSEIX30は、ステンレス製で直径30mmのスパイク受けだ。

「ISOsquare」の主な特長

●5層構造、制振、強化ガラスシェルフ
 MUSIC TOOLSが創業当時からトレードマークとしている5層構造強化ガラスを採用。防弾ガラスと同等の強度を持つ素材で、3層のガラス、2層のシンセティック・ダンピング材で構成されている。ガラス特有の鳴きもなく、1枚で120kgまでの荷重に耐えることができる。

●ダンピング処理が施された4脚のメイン・メタルフレーム部
 4本のメイン・フレームには、防音効果のあるストーブ・フィニッシュを施したスティールを採用。内部はセンターシャフトで貫かれ、中空部分には、FILLINコンパウンドを充填して共振を防いでいる。また、従来の3本脚から4本脚にすることで、荷重耐性とスタビリティはそのままに、フレーム自体を細くすることに成功、接地面積を大幅に縮小している。

「SPILE HULLII」の主な特長

●4種類の異なるマテリアルを使用
 ベース部には金属に似た特性を持ちながらも、柔軟性を備えたデルリン(デュポン社の商標)を使用し、その内部には銅製のコアが仕込まれている。外周にはアルマイト処理を施したアルミニウムを使い、スパイク受け部/ボルト取付け部はステンレス製といった具合に、4種の素材を適所に使用することで共振周波数をシフトし、固有の音を感じさない。
●寸法:直径60×高さ36〜59mm
●付属品:アクリル化粧箱、専用スパナ、六角レンチ、M8ボルト

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