オーディオテクニカは、昨日の「High End Munich 2019」で発表したMC型カートリッジ5機種とヘッドシェル3機種について、6月21日に発売すると発表した。それぞれの価格は以下の通り。
●MC型カートリッジ
AT-OC9XEB ¥29,000(税別)
AT-OC9XEN ¥45,000(税別)
AT-OC9XML ¥70,000(税別)
AT-OC9XSH ¥85,000(税別)
AT-OC9XSL ¥98,000(税別)
●アルミニウム製ヘッドシェル
AT-LH13H オープン価格
AT-LH15H オープン価格
AT-LH18H オープン価格
![画像: 左が「AT-OC9XEB」で、右は「AT-OC9XSL」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2019/06/18/ec843fe7c1aaae4044b8a7042c702aaac12a4c9d.jpg)
左が「AT-OC9XEB」で、右は「AT-OC9XSL」
AT-OC9Xシリーズは、高セパレーションとワイドレスポンスを実現するデュアルムービングコイル方式を採用。ハイエンドターンテーブルの主流となっているヘッドシェル一体型のトーンアームに対し、カートリッジ側にあらかじめネジを切っておくことで、取り付けを容易にしている。
また、不要共振を抑制するアルミニウムハウジング、コイルにはPCOCCをそれぞれ採用し、雑味のないピュアなサウンド伝送を実現した。
![画像: ヘッドシェルの「AT-LH18H」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2019/06/18/b6a1b0645f2b8473a2008f236b1e0e7918a27b17.jpg)
ヘッドシェルの「AT-LH18H」
一方のヘッドシェルは「AT-LH13H」「AT-LH15H」「AT-LH18H」の3モデルで、いずれもネジ切り穴タイプのカートリッジに対応する。アルミ製ヘッドシェルに、硬質アルマイト処理を施こすことで不要共振を抑制している点も特徴だ。
OFCリードワイヤーを採用して高音質伝送を実現するとともに、緻密なオーバーハングとアジマス調整ができる可動式シリンダーを採用。愛用のターンテーブルのカートリッジやトーンアームの仕様に合わせて選べるよう、質量の異なる3機種がラインナップされている。