パナソニックから、モニター付きワイヤレススピーカー「SC-VA1」が発表された。市場想定価格は￥30,000前後で、7月19日に発売される。
モニター付きワイヤレススピーカーは、最近の音楽鑑賞スタイルの変化に合わせたパナソニックからの提案だ。
正面右側のスピーカー部。ロングバスレフポートが内蔵されており、豊かな重低音が楽しめるそうだ
日本人が音楽に触れる手段としてこれまではCDなどが中心だったが、今ではYouTubeが一位になっているという。これはいつもスマホを身近に持っていて、何でもスマホで解決しようという20代前後の世代に顕著なようで、SC-VA1はそういった人たちをターゲットにしている。
製品自体は本体右側に5cmフルレンジスピーカーを、左側には10インチモニター（水平1024×垂直600画素）を搭載した横置きタッチパネルのような形状をしている。スピーカーは円柱形で、モノーラルのサウンドを再生する仕組だ。
音声はBluetoothで入力するようになっており、コーデックはSBCとAACに対応している。YouTube以外の動画配信サービスとしてはNetflix、hulu、DAZN、dTVのアプリがプリインストールされている（それぞれの契約は必要）。
またBluetoothでの音楽再生時の機能として、画面下側に再生中の音楽の曲名、アーティスト名に関連したYouTube動画を自動検索して表示してくれる。スマートフォンやリモコンで選択するとそのYouTube動画に移動するので、気になるコンテンツをとことん楽しめるだろう。
検索にはコンテンツに付けられたメタデータを使っているそうで、YouTube以外にアップルミュージックなどでもこの機能が使えるそうだ。
外部入力はHDMIが1系統で、これを使えばゲームコンテンツも楽しめることになる。
なお、SC-VA1はテレビチューナーは内蔵していないが、お部屋ジャンプリンクなどの機能を備えたディーガと同じネットワークに接続することで、レコーダーで受信・録画したテレビ放送も楽しめるそうだ。
