オーディオデザイン
損保会館503号室には、オーディオデザインの新製品フォノアンプ「DCEQ-1000」(¥1,000,000、税別)やステレオパワーアンプ「DCPW-240」(¥500,000、税別)が展示されている。
DCEQ-1000は同ブランドの製品としては高額なモデルになるが、今回はアナログオーディオフェアの来場者のような耳の肥えたオーディオファンに聴いてもらいたいという狙いで展示したようだ。試聴会ではこの両モデルにヤマハのレコードプレーヤーやB&Wのスピーアカー803Dを組み合わせたシステムが使われていた。
DCEQ-1000の特徴としては、MM/MC対応のフォノイコライザーアンプ(MCはバランス入力対応)で、ボリュウム調整機能も付いているのでプリアンプとしても使える。入力端子はMM用とMC用にバランス、アンバランスが各1系統と、プリアンプとしての出力端子がバランス、アンバランス各1系統備えている。
ディーアンドエムホールディングス
同じく503号室にはディーアンドエムホールディングスの製品も並べられている。こちらの注目は、ウィーンのオーディオブランドPro-JectのX-LINEシリーズ最上位モデル「XTENSION12RS」(¥700,000、税別、予価)が展示されていたことだろう。
XTENSION12RSは超低ノイズアシンクロナスACモーターの選別品を使った、ベルトドライブ方式のターンテーブルで、重さが5.7kgもあるアルミ製プラッターが使われている。またトーンアームにはオルトフォン製のダイナミックバランス型モデル「RS-309D」が搭載されている点も特徴だろう。
その他にもPro-Jectのアートコレクション限定モデル「The Ringo Star “Peace & Love Turntable”」(¥69,000、税別)や「Guns N’Roses Recordplayer」(¥69,000、税別)も並んでおり、その美しい仕上がりを確認することもできる。