東芝映像ソリューションから、液晶テレビ4Kレグザの新製品3シリーズ、10モデルが発表された。いずれも下二けたの数字が「30」となり、発売は6月上旬より順次より行なわれる。ここでは、ミドル、エントリークラスとなる「RZ630X」および「M530X」について紹介したい。画面サイズのラインナップと価格は、下記の通りだ。
<RZ630X>
50RZ630X オープン価格(想定市場価格¥190,000前後)
43RZ630X オープン価格(想定市場価格¥170,000前後)
<M530X>
65M530X オープン価格(想定市場価格¥240,000前後)
55M530X オープン価格(想定市場価格¥180,000前後)
50M530X オープン価格(想定市場価格¥150,000前後)
43M530X オープン価格(想定市場価格¥130,000前後)
Z730Xシリーズについてはコチラ
https://online.stereosound.co.jp/_ct/ 17265178
RZ630X、M530Xともに4K液晶モデルであり、録画機能に注力している東芝製品だけに、「4Kでも録画」をキーワードに、新4KチューナーについてはW(2基)で搭載。観たい番組を視聴しながら、裏番組の録画を楽しめる(外付けUSB HDDへ)仕様となっている。
また、地上/BS・110 CS度デジタルチューナーについては3基内蔵しており、外付けUSB HDDを使えば2番組同時録画が行なえる。
しかも、RZ630Xシリーズについては、上位モデルZ730Xシリーズと同様に、いわゆる全録機能の「タイムシフトマシン」に対応しているので、付属(!)の2TBのUSB HDDを接続すれば、最大で地デジ6chを全録することができる。
映像回路は、シングルCPUの最新世代となる「レグザエンジンEvolutioin-S」を搭載(RZ630X&M530X)。Z730XシリーズのようにAI機能を活用した処理まではいかないが、4K放送や2K(HD)放送のノイズや動きボケを抑制して、クリアーな映像を再現してくれる「4K/地デジビューティX」、HDR映像のコントラストを強調してくれる「HDRリアライザー」などのおなじみの機能も、エンジンの進化に合わせブラッシュアップされているので、その恩恵(高画質)を充分に浴することができるだろう。
オーディオシステムについては、新開発のバスレフ型ユニットを使用した「レグザパワーオーディオシステム」によって、低域から高域までバランスの取れた、量感のあるサウンドが楽しめるよう設計されている。
さらに、そのサウンドを聞きやすく補正してくれる「レグザサウンドプロセスVIR」によって、帯域のバランスを整えてくれる(VIRイコライザー)だけでなく、放送などに用いられる圧縮音声では失われがちな微細成分を復元してくれる「レグザサウンドリマスター」によって、ディテイル感のあるサウンドが楽しめるようになっている。