平成最後の九州ハイエンドオーディオフェアが、いよいよ明日、3月29日(金)開幕する。会場は福岡・博多の福岡国際会議場 4階特設会場。主催は、九州一円、中国・四国地方でオーディオ機器販売を手がけるオーディオ専門店「マックスオーディオ」(福岡店・小倉店)だ。
第16回 九州ハイエンドオーディオフェア
開催期間:3月29日(金)〜31日(日)
開場時間:午前10時から19時
会場:福岡国際会議場 4F特設会場
〒812-0032 福岡県福岡市博多区石城町2−1
今回の目玉は、勢揃いした「ヤマハ5000番シリーズ」フルシステムによるデモンストレーション。開発に携わった商品企画グループ 熊澤進、電機グループ 荒巻英寿の両氏を浜松から招聘。その開発秘話やこれらのモデルに込めた思いが熱く語られる予定。トータルのサウンドが一体どんなものなのか、深く知ることができるイベントになりそうだ。ヤマハといえば、シンプルな美しさ、そして気品あるデザインも特徴。写真だけでは伝わらない、その佇まいをぜひ会場でご覧いただきたい。31日(日)13時から、会場内Aルームで実施されるので、お見逃し、お聞き逃しのないよう、しっかりとチェックしておこう。
「リアルサウンド徹底試聴会」と銘打たれたSPECのプログラムにも注目が集まっている。同社がD級アンプの最高峰と語るモノーラル・パワーアンプを聴くことが出来るからだ。800VAの大型Rコアトランスを搭載し、別筐体とした電源部が支えるアナログPWM方式Dアンプが、一体どのような響きを楽しませてくれるのか? ぜひ、ご自身の耳で確認していただきたい。案内役はステレオサウンド誌執筆陣のおひとりであるオーディオ評論家の三浦孝仁先生だ。30日(土)13時から、Cルームで開催される。
三浦先生の講演をもうひとつ紹介しておこう。それが30日(土)15時からJルームで開催されるKiso Acousticのスピーカー「HB-N1徹底試聴会」 アコースティックギターの製造で世界に名を馳せる高峰楽器製作所でつくられる本機には、そのノウハウが随所に活かされているという。品質のよいマホガニー単板は、熟練した職人の手で曲げ加工が施され、平行面のないエンクロージャーを形成。最適配置された力木の効果と、吸音材なしでコントロールされた響きで、人々の心に響く音楽を奏でることに成功している。このサウンドは、ぜひ良質なソフトで体験していただきたいところだ。
いい音はいいソフトから。各ジャンルの名盤が揃います
良質なソフトといえば、ステレオサウンドが制作する高音質ソフトの数々にも、会場で出会うことができる。クラシックの定番からポップスの最新盤まで、普段、お目にかかることのできないタイトルがずらり勢ぞろいしているので、ぜひMルームにも足を運んでほしい。開催期間中、29日(金)と30日(土)は、ステレオサウンドのソフト担当者もその場に詰めているので、疑問点があればお気軽に訪ねてみてほしい。ちなみに今月いっぱいで終了する、フラットトランスファーシリーズの体験キャンペーン商品も特別価格で販売されているので、こちらにも注目だ(数に限りがありますので、品切れの節はご容赦ください)。
いずれもオーディオ好きなら絶対に見逃せない企画がずらりと勢ぞろいする第16回 九州ハイエンドオーディオショウ。(金)(土)(日)の3日間、ぜひ足を運んでいただきたい。スタッフ一同、会場でみなさまのお越しをお待ちしています。