ソニーから、レンズ交換式デジタル一眼カメラ「α6400」が発表された。APS-Cサイズの、有効約2420万画素CMOSイメージセンサーExmor(エクスモア)を搭載した製品で、発売は2月22日の予定。ボディ単体の他、レンズキット等以下のパッケージで発売される。なおレンズはEマウントを採用する。

●ボディ単体:ILCE-6400 市場想定価格¥110,000前後(税別)
●パワーズームレンズキット:ILCE-6400L(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS) 市場想定価格¥120,000前後(税別)
●ダブルズームレンズキット:ILCE-6400Y(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS+E 55-210mm F4.5-6.3 OSS) 市場想定価格¥140,000前後(税別)
●高倍率ズームレンズキット:ILCE-6400M(E 18-135mm F3.5-5.6 OSS) 市場想定価格¥150,000
前後(税別)

画像: α6400シリーズ。カラリングはブラックとシルバー

α6400シリーズ。カラリングはブラックとシルバー

 α6400の一番の特長は、フルサイズミラーレス一眼カメラの技術を継承した、AF(オートフォーカス)性能にある。最新の画像処理エンジンBIONZ X(ビオンズエックス)や、動体予測アルゴリズムなどの最先端技術の搭載により、世界最速0.02秒のAF能力や、高精度・高追従のリアルタイム瞳AF、高い精度で被写体を認識し追従し続けるリアルタイムトラッキング、よりスムーズで安定した動画撮影時のファストハイブリッドAFなど、大幅なAF性能の向上を実現しているという。

 静止画だけでなく4K動画の撮影も可能。4K(水平3840×垂直2160画素)映像に必要な画素数の約2.4倍(6K相当)の情報量を活用して4K映像を出力できる。さらに常用ISO感度は最高32000まで対応。暗所や薄暗い場所での高感度撮影時にもノイズを抑制し、高画質撮影を実現している。4Kの記録フォーマットにはXAVC Sを採用し、最大100Mbpsの高ビットレートで保存できるそうだ。

 HLG(Hybrid Log-Gamma)方式での4K HDR撮影にも、α6000シリーズとして初対応した。さらに、S-Log3、S-Log2ガンマの採用により、白とび、黒つぶれを抑え広いダイナミックレンジ(1300%)で撮影でき、撮影後の編集時に、グレーディングによって幅広い映像表現を楽しむことができる。

 なおフルHD映像では2K/120pのハイスピード撮影も可能。映像制作をサポートする機能として、4K動画と低解像度Proxy動画の同時記録対応、最大5倍までのスローモーションと最大60倍までのクイックモーション撮影が可能なスロー&クイックモーション、4K動画からの静止画ファイル切り出し保存機能なども搭載している。

 タッチ操作に対応した180度チルト可動式液晶モニターをα6000シリーズとして初めて採用し、自分撮りやVlog(ビデオブログ)、グループでの静止画・動画撮影としても使いやすくなっている。

画像: タッチ操作に対応した180度チルト可動式液晶モニターを搭載

タッチ操作に対応した180度チルト可動式液晶モニターを搭載

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