2018年は音楽をフィーチャーした映画が人気を集めた。『ボヘミアン・ラプソディ』しかり、『グレイテスト・ショーマン』しかり。そして本日公開された『アリー/スター誕生』もそのひとつだろう。
そして素敵な映画を観ると、その後にサントラを聴きたくなるのは至極当然のこと。ひと昔前ならCDを買いに行くところだけど、今はそんな必要もないだろう。各種音楽配信サービスを探せばサントラはもちろん関連した楽曲も見つけられるはずだ。
しかもそれらがいい音で楽しめるとしたらどうだろう。CDクォリティのストリーミングサービスを手がけているDeezer Japanでは、多くの人にそんな体験をしてもらおうと、本日から12月25日まで、TOHOシネマズ新宿のスクリーン10向かいで試聴体験イベントを実施している。
同フロアーでは先述の『アリー/スター誕生』に加え、『ボヘミアン・ラプソディ』が絶賛上映中で、体験スペースでは両作品に関連した音楽をストリーミング環境で試聴できるようになっている。
実際に本日(12月21日)夕方に会場を訪ねてみると、可愛いミニスカサンタ4名がクリスマス気分満載で案内してくれた。そして試聴スペースには、オンキヨー、パイオニアなどのDeezer HiFi対応機とヘッドホンが準備されており、じっくりその音を楽しめるようになっている。
『ボヘミアン・ラプソディ』の上映が終わったタイミングで出待ちしていると、試聴ブースに足を運んで音楽を聴き始める人がちらほらと出始めた。その中から学生風の若者に感想を聞いてみた。
ひとりめ(恥ずかしいので名前はNGだそうです)の男性は、クィーンなどの洋楽をよく聴いているとのことで、今回も『ボヘミアン・ラプソディ』を楽しみにしてきた模様。DAPとヘッドホンでDeezerの音を初体験して、思っていたより綺麗な音なのに驚いたとか。これなら自宅で聴くにも充分ですねと話してくれた。
そして“小学校の時に掃除の時間にクィーンがかかっていました”と語ってくれた高井優樹君と、“母にこの映画がすごくいいから見なさいといわれて来ました”という柏 晏朱さんのふたりにも感想をインタビューしてみた。
高井君は自宅ではもっぱらイヤホンで音楽を聴いているそうで、試聴スペースにあったコンポとヘッドホンという組み合わせにも興味津々の様子。とてもいい音で楽しめましたとのことだった。
彼らにこの音がCDを再生しているのではなく、ストリーミングということを説明すると、一様にびっくりしていた。“この音で、しかも曲が沢山あるのはいいですね。学生なので月々の代金が優しければ試してみたいです”、と高井君が素直な感想を聞かせてくれた。
話題の作品にリンクした音楽を、映画を見た直後にCDクォリティで体験できるユニークなイベントは、先述の通り25日の夜10時まで開催されている。連休に映画を楽しもうと考えている方は、TOHOシネマズ新宿でCDクォリティのストリーミングも体験してみては?