キュー・テック
映像プロダクションのキュー・テックは、自社で制作している評価用映像コンテンツの最新版として、「Dramatic! 8K QT-8260D」を展示した。このコンテンツは8K/60p/HDR(HLGとHDR10の両方あり)のフォーマットで作られており、女性モデルが音楽に合わせて動く一種のイメージビデオのような内容になっている。
しかも背景には本物の骨董品や貴金属を使っているので、それらの時代を経た燻し銀のような輝きや質感、テクスチャーの再現、さらには宝石類のHDRならではの輝きなど、見どころの多い映像集になっている。会場ではシャープの8Kモニター、LV-70002を使って再生していたが、書籍の革表紙の痛み具合やアンティークの木製家具の艶感など、たいへんリアルに再現されていた。
また同社ではFORSの理念に則った業務用ディスクドライブ「QDD-1000」も展示していたが、御影石の本体に高級パーツをふんだんに盛り込んだもので、重さはなんと24kgもある。担当者によるとこれを使ってCDをリッピングすると驚くほどいい音になるとかで、実際に秋葉原の専門店員さんから高い評価をもらっているそうだ。
ちなみに、実際に商品化すると価格が60〜100万円(ディスクドライブの種類や電源の仕様で差がある)になりそうとのこと。しかし高級DACやネットワークプレーヤーをお使いの方の中は、こういった高級モデルを探している人もいるかもしれない。試しに、クラウドファンディングなどでの販売を検討してみたら面白いかもしれない。
DXアンテナ
DXアンテナのブースには、新4K8K衛星放送を受信するために必要な機材を多く展示している。右旋・左旋対応アンテナはもちろん、屋内配線に必要なブースターや分配器、壁面端子などの幅広いラインナップの中から、マンションや一戸建てでどのように使ったらいいかを分かりやすく図解してくれていた。
また自社製の単体4Kチューナー「DIR4000」とセットで使える録画用HDDとして「ELD-ETV030UBK」も展示されていた。