オーロラサウンドの人気フォノイコライザーアンプ「VIDA」シリーズに、エントリーモデルの「VIDA prima」(ヴィーダプリマ)が追加された。定価¥118,000(税別)で、10月末頃の発売予定とのこと。
「VIDA」は、最新の半導体技術とLCR型ネットワークという新旧技術の融合で生まれたフォノイコライザーアンプとして人気を集めた。新製品のVIDA primaは、シリーズのエントリーモデルながら、S/Nがよく再現性の高いNF型と、繊細で力強いサウンドのCR型の両方を組み合わせた回路方式により、レコードに刻まれた音楽を余すことなく再生するという。
リニアテクノロジ社やテキサスインスツルメンツ社の最新の半導体、ドイツWIMA社の フィルムコンデンサー、国産の電解コンデンサーや抵抗部品など音質と信頼性を最優先した部品を贅沢に投入。ショットキーバリアダイオードとトロイダルトランスで十二分な電流容量の電源部を内蔵し、音の骨格を確かなものにしている。
また上位機種に搭載されている大型ミュートスイッチをVIDA primaにも採用し、レコード再生の操作性を高めている。ウッドケースは静岡県の家具工房で製作される。
VIDA primaの主なスペック
●入力端子:RCAアンバランス1系統
●出力端子:RCAアンバランス
●出力インピーダンス:47Ω
●カートリッジ負荷インピーダンス3段階切り替え:MM47kΩ/MC-high/MC-low
●ゲイン切り替え:High=MC64dB/Low=MM40dB
●寸法/質量:W250×H69×D246mm/2.3kg